ボンゴレ独立暗殺部隊ヴァリアー ページ29
ス「あぁ。あの時追っていたガネットファミリーが他のファミリーに情報を流してな。準備を終えるまで他のファミリーはこっちの世界に逃げ込んだらしい。」
マ「待てよい、それとAがここにいんのと何の関係があんだ？」
うんうん。
と頷く声。
これには私も頷いてしまいました。
ス「チッ！ここに逃げ込んだやつらはここでボンゴレファミリー壊滅を目論んでやがる。しかもここの人間を使ってなぁ。」
「あ、なるほど。」
イ「どういう事だ、A」
察しのついた私は納得したようにポンッと手を鳴らしました。
するとイゾウさんがそんな私を見て疑問を降ったのです。
「ヴィンディチェと言うのはいわゆる裏の世界の法です。裏の秩序を守るため、違反だと判断した者を牢に連れて行きます。」
ス「あぁ゛。今回の奴らの動きは俺たちの世界の秩序を壊しかねねぇ。だからこの世界に逃げ込んだファミリーを見つけるべく」
「私が送り込まれた。でもなんで私なの？それならヴィンディチェだけで足りるじゃない？」
ス「それは答えなかった。これは奴らから直々にきた申し入れだぁ゛。ここに逃げたファミリーを捕まえろと。」
なんと言う横暴でしょう。
依頼と行動が逆じゃありません？
ス「まぁ恐らくだが。A、お前の諜報員としての力は右に出る奴がいねぇ。それを見込まれたんだろ。」
エ「え、そんなに優秀なのかA」
「当たり前です。私はヴァリアーですから。」
サラッと返せば何やら気に食わないと言った顔のイゾウさん。
ツカツカと歩み寄ってきて私の頬に触れてマジマジと顔を覗き込んできました。
イ「でも今は、白ひげ海賊団。だろ？A」
「ｶｧｧ//もう！イゾウさん、からかわないで下さい！」
ス「っ！！」
ル「あらぁ、仲良しねお二人さん♡」
もう！ルッスーリアまで！
お兄ちゃんもお兄ちゃんで動かなくなってるし！！
「お兄ちゃん！何してるの！」
ペチペチと頬を軽く叩いてみます。
口を開けたまま、まさに絶句しているんですもん。
「お兄ちゃん？大丈夫？」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 49人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：たまごやき | 作成日時：2022年6月1日 21時
