カオスです。 ページ17
「おに…ちゃん…うるさい！」
通信機壊れてませんよね？
今の一言でガヤガヤしていた船内も静かになってしまいました。
隊長達は皆、声の大きさに膝をついています。
マ「な、なんだよい…今の声…」
イ「お兄ちゃんって言ったか？」
サ「嘘だろ？今のAちゃんのお兄ちゃん？」
エ「クソっ、頭がふらつきやがる…」
あぁ、もう本当にごめんなさい。
そうです、私のお兄ちゃんです。
「もう少し声の大きさ考えて！私首から下げてるんだよ！？通信機！！鼓膜破れたらどうするのよ！」
ス「それだけかぁ？」
「え？」
ス「言う事はそれだけかぁぁA!!お前今どこにいやがる!?男の声しか聞こえねぇえぇぞぉぉ!!!!」
フイィィン
あぁ、ダメだこりゃ。お兄ちゃん完っ全に怒っちゃってますもん。
「お兄ちゃん、話を聞いて！」
ス「うるせぇ！！どこの馬のほ((ガッシャァァン！！！))っってぇぇ…何しやがんだクソボス！！俺は今Aと話してんだぁ！！」
ザ「るせぇんだよカスザメ。カッ消されてぇのか」
ス「なにぃ！？」
ル「そーよぉ！Aちゃん話聞いてって言ってるじゃない！」
マモ「それにそんな声で通信機使われ続けたら壊れるんだけど。いいのかい？もう連絡とれなくなるよ。」
ス「ぐっ、くそっ」
べ「しっしし、今回は流石に酷いじゃん。A、平気なの？」
耳が、もうキーーンってなってしまって中々聞き取れません…
「わ、私は…なんとか…他の方は、、ちょっとダメそうですけど…」
ス「他の方ぁ？どこのどいつだ。人の妹に手ぇ出しやがってただじゃおかねぇっ！！」
「だから！違うんだって、この傷はヴィンディチェにやられたの…。もう、ちゃんと話聞いてよ…」
ス「じゃぁそこにいんのはどいつだ！？さっき家族とか言ってたが本当に何もされてねぇだろうなぁ！？」
何もって、なに？
イ「Aの兄貴か？安心しな。まだ手ぇ出してねーよ。出すのは落としてからだ。」
「イゾウさん？え、私落とされるんですか？仲間になったのに？」
ザ「仲間になっただと？おい、どういう事か説明しろA。」
「ボス！！はい、それも今回の報告に入れようと思ってまして、まず聞いてほしいのがス「ゔおぉい…」お兄ちゃん？」
ス「テメェら全員カッ捌いて三枚に降ろしてやるからなぁあぁああ!!!」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 49人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：たまごやき | 作成日時：2022年6月1日 21時
