誕生日プレゼント ページ10
ジ「お、それうまそ。A食わして。」
「こちらですか？はい！あーん」
ジ「パクッ！うまっ」
べ「イラッ))A、王子はそっちの食べたい。」
「こちらですね！はい、あーん」
べ「パクッ！おぉうま。」
よかった、お二人共満足そうです！
私のお家のご飯、美味しいから自慢なんです！
ジ「あ。そーだ」
「どうされました？ジル様」
ジ「ん。コレ」
？？
これは、なんとも綺麗なお箱ですね…
「こちらは…」
ジ「…た、誕生日プレゼント。」
「へっ！？」
ザワッ
と皆さん一瞬会話がなくなりこちらを振り向きました。
「た、誕生日…プレゼント？」
ジ「いらねぇーならいい。」
「とんでもございませんっ！！そ、その…嬉しくて///」
べ「A！王子からも！誕生日おめでとー」
「ベル様も！？あ、あわわわわ…」
どうしましょう…
お二人からプレゼントだなんて…
「あ、ありがとうございます…お二人共、大好きです！(ニコッ)//」
ジ「な、中身。見てみろよ///」
べ「王子のセンスちょーいいから//」
「いいのですか！？それでは、お言葉に甘えて。」
まずはジル様から。
パカッと開けてみればそこには可愛らしい子兎のネックレスが。
「わぁ…素敵…」
ジ「しっしし！当たり前じゃん。つけてやろーか？」
「いいんですか？」
キラッと光るネックレス。
よく見てみればダイヤが埋め込まれています。
ジ「…よし！かんせー。へぇー思ったより似合うじゃん！」
「あ、、ありがとうございます///」
おぉー！
と周りの方もご覧になられて感嘆の声を上げられています。
べ「A、次は俺の！見てみろよ！」
「ベル様！はい、では失礼しますね。」
今度はベル様からの贈り物。
パカッと開けてみればそこにはクローバーの緑色のダイヤが埋め込まれたイヤリングが。
「か、かわいい…」
べ「当たり前♪王子がつけてやるよ♪」
「あ、ありがとうございます//」
べ「よし！かんせー！」
こちらもつけてもらえばまたもおぉー！とお声を頂きました。
「こんな素敵な贈り物…本当にありがとうございます…今年の誕生日は忘れられません！」
嬉しくて涙が出てきてしまいました。
お二人は焦っていますが、止められません…
父「よかったな、A」
「お父様！はい、私は本当に良いご主人様に恵まれました！」
パチパチと贈られる拍手の中、悪口言う人はもういませんでした。
「ありがとうございます、お二人とも」
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作者名：たまごやき | 作成日時：2022年7月5日 1時
