迷子の子供 ページ50
「よし！お夕飯の材料も揃いましたし、後は帰って皆様のお食事ですね。」
今日はザンザス様からリクエスト頂けたので助かりました！
こう毎日ですと、お料理のレパートリーがなくなってきてしまって。
「早く帰りましょう。」
だからいち早く準備にとりかかりませんと。
子「もぉー！自分で歩ってよランボ！」
ラ「ランボさん疲れたんだもんねぇ〜」
「え？子供？こんな時間にですか？」
今はもう夕方。
だいぶ日も落ちてますがなぜ子供が三人だけなんでしょう？
保護者の方は…
「君たち」
子「ビクッ))な、なんですか？」
「もう遅い時間ですよ？子供達だけでは危険ではないですか。どうしたんです？」
イ「イーピン達迷子。」
「あら…それは困りましたね…。近くに大人はいませんし、どちらに向かおうと？」
ラ「知りたいの？しょーがないなぁ！教えてあげる！ツナん家！でもランボさんもう歩きたくなーい。」
あらあら、地面に寝そべってしまって。
仕方ありません、少々遅れますがこの子達を送りましょうか。
「ふふ、とても疲れていらっしゃるようですね。さ、ツナさん？と言う方のお家まで行きましょうね。」
子「え？でも…」
「もう日も落ちますから。お子様だけでは危ないですよ？私はAと言います。お名前は？」
フ「…フゥ太」
「ではフゥ太君、一緒に行きましょう(ニッコリ)」
笑って手を差し出せばうん！と笑顔で手を握ってくれるフゥ太君。
ふふ、とても可愛らしいですね。
フ「A姉はなんでここにいたの？」
「私はお買い物帰りなんですよ。近くの屋敷で使用人として働いていますので。」
フ「へー！だから言葉遣いがキレイなんだね！」
「あら、お褒めいただきありがとうございます。」
私にも兄弟がいたらこんな感じだったのでしょうか？
ランボ君は寝てしまわれましたし、イーピンちゃんはお利口さんですし。
フゥ太君はかわいいですね。
フ「それでねぇ！」男「マキシマム・キャノン！！」
ドカァッ！！
「きゃぁぁっ！！」
え！？え！？なんですか！？
暴漢！？
笹「笹川了平！見参！！」
「えっ？？」
男「お兄さん！」
笹「おぉ！沢田ツナ！お前も来たのか！」
フ「あ！ツナ兄！」
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作者名：たまごやき | 作成日時：2022年7月5日 1時
