ここはどこ？ ページ47
「う…んん…」
ここは、どこでしょう？
キィィイィイと機械音が聞こえて…
「いたっ！え？？？」
首がすごく痛い！！
なんで！？
ル「やっと起きたわぁ！！」
「へ？？ルッスーリア様？」
マ「首の傷は大丈夫かい？A」
「マーモン様まで…ここは…」
幹部の皆様が勢揃いで、どこでしょう？
レ「今は日本へ向かっている。ここは専用ジェットの中だ。」
「専用ジェットの中。え？？なぜ私がここに？？」
昨夜の記憶が曖昧で…
「ベル様、ベル様はどちらでしょう？」
べ「…ここ。」
「あっ、なぜそんな所に！？もしかしてこちらはベル様のお席では！？」
私が寝かされていたフカフカの長椅子
長時間座っても疲れなそうなとてもいい椅子です。
なのにベル様は急遽つけたような一人用の丸椅子(それでもフカフカそう)に腰掛けられていて…
「こちらをお使いください！！私はそちらで大丈夫ですから！！」
べ「何言ってんの。お前はそこで着くまで安静。」
「何をおsっ…(ｸﾗｯ)」
これは、貧血？
月のものもきていないのになぜ
ガシッース「っとぉ。大人しく寝ていろ。」
「スクアーロ様？あ、おでこは大丈夫ですか？」
ス「あぁ゛。…そのデコ、悪かったなぁ゛。」
「そんな…あれは私が悪いのです。気分を悪くさせてしまって申し訳ありません」
べ「いつまでくっついてる気だよ」
グイッ！「あっ！！」
体を支えて下さったスクアーロ様からひったくる様に体をまた長椅子に戻されました。
「ベル様！」
べ「俺はいいって。Aはそこで大人しくしている事。これ王子の命令だから」
「そんな…」
マ「いいんじゃないかい、A。それだけの事を君は言われたんだ。」
「マーモン様？それだけの事…、とは？」
ル「もしかして記憶がないの？？その首も。」
「え？あ、そういえば私はなぜこのような怪我を…？」
マ/ル「……」
あれ、どうしたのでしょう？
なぜそのような悲しい顔でお黙りになられるのです？
「？？」
ル「よっぽどショックだったのねぇ。そこだけ記憶がなくなるなんて。」
マ「そうだね。ねぇA」
「はい。」
マ「ベルの所が嫌になったら僕の所においでよ。酷い事なんて言わないし重宝するよ。」
「え？」
ル「やだわマーモンちゃん！それなら私の所に来なさいAちゃん！！」
べ「お前ら二人何言ってんの。やるわけねーから」
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作者名：たまごやき | 作成日時：2022年7月5日 1時
