温泉 ページ40
べ「ムッスー」
「ベル様…」
せっかく貸し切ったプールですが、ベル様はとても機嫌が悪いです。
結局、私も見せるのダメとの事でベル様の上着を着せられていますし。
「…み、皆さんは楽しそうですね…」
ウォータースライダーではしゃぐルッスーリア様
自身の刀で水を斬るスクアーロ様。
ザンザス様にマーモン様はドリンクを飲みながらゆっくりされていて、ザンザス様のお傍でレヴィ様が扇いでいます。
「(なんとか…機嫌をよくさせたいのですが…)」
あれだけ楽しみにしていらしたんですもの、なかなか直らないでしょうね…
べ「A」
「はい。」
べ「抜け出すぞ」
「！。はい(笑)」
手を取ってスタスタ歩いて行かれるベル様。
次はどこへ行くのでしょう？
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
「ベル様、ここは？」
べ「水着で入る風呂。ここも貸し切ってるからこっちにする。」
…どれだけお金を使われたのでしょう。
とても心配になるのですが。
べ「金の事は気にすんなよ。アイツらからもきっちりもらうから。」
「まぁ…そうですよね。」
それで出し渋ったらベル様はきっとお怒りになるでしょうから。
皆さんちゃんと支払ってくれればいいのですが…
べ「Aは出さなくていーぜ。俺が連れ回してるし。」
「えっ！？でも！！」
べ「その代わり♪」
「っ！！」
べ「こっちで許してやるよ♪」
ーーっ///
お湯をはったお風呂の中。
外の景色を見ながらベル様、私を抱き寄せて膝に乗せてしまいました…
「あ…あの…ベル様//」
べ「なんだよ？」
「そ、の…私達、水着ですから…あの///」
べべべべべベル様のお体がっ！！
わ、私も露出の高い水着なんですよ！？
べ「しっしし♪プールはムカついたけどコレはコレでいいな。」
「何をおっしゃるんですか！！あの、離していただく事は…」
べ「ダメに決まってんじゃん♪((ギュッ」
「わわっ///」
し、心臓がっ！！
かなり速く…
「ﾄﾞｷﾄﾞｷﾄﾞｷﾄﾞｷ))ベル様…」
べ「何言ってもダーメ♪王子アイツらにムカついてるからAでこのイライラ落ち着けんだ♪」
機嫌は、よくなられた？？
でしたらよかったです。
よかったですが…
離してもらえないんですね…
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作者名：たまごやき | 作成日時：2022年7月5日 1時
