なぜそんな事に… ページ39
「ベル様！お待たせしました！」
べ「A」
ん？？なんでしょう、かなり機嫌が悪いですね。
「ベル様？申し訳ありません、長くお待たせしてしまいましたね…」
べ「そんな事ねーよ。…水着、やっぱめっちゃ似合ってるじゃん//さすが王子。」
「っ//そ、そうですか？ベル様に言われると…その…とても嬉しい…((ｶｧｧｧｯ////」
この感じですと怒っている原因は私ではなさそうです。
ではなぜ？
ル「あらぁん？Aちゃん出てきたの？やだぁぁー！！すごく可愛いじゃなぁぁい♡」
「ルッスーリア様！」
ス「ほう。中々なモンだなぁ。」
レ「よ゛っ妖艶…((ﾌﾞｼｭｯ」
「スクアーロ様にレヴィ様も？あっ、鼻血！！大丈夫ですかレヴィ様！！」
べ「A、あれに近寄るのマジで禁止。すっげぇきめぇんだけどレヴィ」
え、でもあんなに鼻血が！！
止血しないと大変な事になるのではないですか！？
マ「さすがA。なんでも着こなせるんだね。そのスタイルは少し驚いたけど。」
「スタイル、ですか？マーモン様」
フヨフヨと浮いて近寄ってはいつもの様にストンと腕に収まるマーモン様。
マ「胸が大きいのは分かっていたけど、こんなにスタイルがいいならもっと煌びやかな服も似合うと思うよ。」
「なっ！？そんな事っ」
べ「ていうか王子差し置いてなんでAに抱っこされてるわけ、マーモン。」
マ「いつもこんな感じじゃないか。邪魔する結果になったのは謝るけど僕にだけ当たらないでくれるかい。ベル」
あ、そうだ。
またどうして皆様お揃いで…
「皆様…どうされたのですか？」
ル「それがねぇ、お昼の準備に買い出しに出ていたらレヴィがキッチン壊しちゃって。」
レ「俺だけではない。スクアーロもだ」
「なぜそのような事に…」
聞けばルッスーリア様が買い出し中、ザンザス様がお酒のおつまみを要望されたと。
で、どうにか用意するかとなりスクアーロ様はご自身の刀で今日の夕食用のマグロを切ったら台所事斬ってしまい。
切るのは止めて焼くだけにしようとなったがレヴィ様がパラボラを開いてキッチンごと焼失させた。
と。
「…お夕飯、いかがされます？ベル様」
べ「俺らはどっか食いにいこーぜ。」
マジで信じられねぇ。
とかなりご機嫌ナナメなベル様。
マ「僕はあそこにいると身の危険を感じてね。せっかくだからAのところに来たのさ。」
べ「マジでいい迷惑だっての。」
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作者名：たまごやき | 作成日時：2022年7月5日 1時
