ヘルプミー ページ32
「あ、あの？ルッスーリア様？」
ル「Aちゃん、あなたがベルちゃんを好きなのはもうこのヴァリアーで知らない人はいないわ！」
「・・・・はぇ？」
ル「そ・れ・に！ベルちゃんがあなたを好きなのも、このヴァリアーで知らない人はいないわぁ〜！」
お口ミッフィー。
おっ？おっ？
えっ？
今、ルッスーリア様なんと？
「ベル様が？」
ル「えぇ。」
「私を？」
ル「そうよぉ！だってわざわざあなたを連れに専属ジェット出して、部屋まで同じにしちゃうんですもの。」
私は使用人として迎えられたのでは…
「ベル様は使用人だと…」
ル「まぁ使用人としてのスキルも気に入ってるんでしょうね。ん〜じゃぁ試してみる？？」
「試す…とは？」
ル「んふ♡そろそろベルちゃん、任務から帰ってくるからちょーっとやってみましょ！」
楽しみぃ〜とクネクネされて…
「あ！ルッスーリア様！お待ちを！」
ル「私は準備があるから、また後で会いましょうねぇ〜！」
じゃぁねぇ〜ん！と手を大きく降って消えてしまいました…
「準備？何をされるのでしょう？」
ベル様を試す、とは…
ーー
ベ「あー疲れた。」
マジで弱すぎて疲れたんだけど。
早くAに会ってお茶いれてもらおーっと。
ベ「お、A発見♪」
噂をすればじゃん？
あ？でもなんか様子が変だな。
「ﾊｧｯ､ﾊｧｯ！」
男「待って下さいよぉー、Aさん」
「やっ！やだ！！やめて下さい！！」
なんだアレ？
壁まで追い詰められて壁ドンされてんじゃんA
男「いーじゃないっすか、ベル様まだ戻ってないんでしょー？」
「そういう問題ではありません！！お手をお離し下さい！！」
男「じゃーどういう問題なんだよ！！」
ダンッ！！
って、アイツ今握ってるAの手、壁にぶつけやがった。
「イタッ！！〜〜っ！！やだ…ベル様…」
グスッ…
ベ「…」
男「おぉ〜泣いてる顔、かわいいじゃん。付き合って下さいよ、Aさん」
「ﾋｯｸ…ﾋｯｸ…((ｶﾀｶﾀｶﾀ))」
アイツ、殺してよくね？
男「さぁさ、俺達の部屋いきまs」ベ「何してんの」
「っ！！ベル様！！」
ベ「それ、誰の使用人か知っててやってるわけ。」
男「ベル様！？なぜ！？今日はまだ任務では…」
ベ「はぁ？もう終わってるし。ていうか王子の質問無視するとか何様？」
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作者名：たまごやき | 作成日時：2022年7月5日 1時
