初めましてルッスーリア様 ページ30
コンコン！コンコン！
ル「もぉ〜！ベルちゃん、ご飯出来てるわよぉ！！」
ん？？男性？？
いえ、口調は女性？？
べ「ｲﾗｯ))いいとこで邪魔してくるじゃん、あのオカマ」
「オカマ？？」
ル「寝てるのかしらん？？開けるわよぉ〜」
ベル様、急にイラつきはじめましたね。
こんな間近だと口元の動きが良く見えます(笑)
「間近…あっ！！ちょ、ちょちょちょ！！待って下さい！！開けないで！！」
ル「あらん？女の子の声？誰かしらぁ」
ガチャッ
ル「・・・・」
べ「なんだよルッスーリア。文句あるわけ」
ル「ベルちゃん…その子…」
「ベル様！どいて下さい！！こんなはしたない格好…わっ！！」
ベル様を退かさそうと必死に押し返していればまたしてもキツく抱きしめ、そのままゴロリと横になられてしまわれました…
べ「王子今いいとこなんだけど。邪魔するなら殺していい？」
「ベル様！なんて事を言うんですか！！」
ベ「事実じゃん。お前俺におあずけさせるの？」
「うっ//いや、そのっ///」
ベ「分かったなら出てってくんね。メシはAに作らせるからいらねぇー。」
「なっ！？作って貰った方に失礼ですベル様！！」
ル「ベルちゃん…」
ほら！！下向いて悲しそうですよルッスーリア様！！
ル「んもぉー！やぁだぁ！！そういう事なら早く言ってよねぇ〜ん♡」
「…は？？」
ル「んふ♡こんなにベルちゃんが執着するなんて♡熱い夜を過ごすのよ、二人共♡」
「あ、あの…ルッスーリア様？？」
ル「きゃぁぁ♡ルッスーリア様だなんて本当に可愛いわぁぁぁ！！今度は一緒にご飯作りましょうね♡使用人ちゃん♡それじゃ、お邪魔しましたぁ♡」
バタン。
え？？
廊下から”いやんもう！”って聞こえてきます…
え？？？
「べ…ベル、様」
ベ「やーっとうるさいのがいなくなった。じゃ、続きしようじゃん♪A♪」
とんでもない所…見られました…
初対面で…
「ｱｰ…」
ベ「A？」
「ベル様のせいです…」
ベ「はぁ？それより続き！！」
「しません！！そんな雰囲気でもありません！！」
ベ「はぁ！？マジでおあずけなわけ！？」
「もう！！知りません！！」
ポカンとしていらっしゃいます。
でも今日はもうダメです！！メンタル的に！！
「ベル様のバカ…((ｸﾞｽﾝ」
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作者名：たまごやき | 作成日時：2022年7月5日 1時
