検索窓
今日:21 hit、昨日:24 hit、合計:9,231 hit

48 ページ48

蛮「おいちょっと待て!!」

廊下に出た七宝の尻尾を掴みか上げ、宙ぶらりんに持ち上げる。

七「ヒィィ!オラは何も知らん!代わりにいてくれとAに頼めれただけじゃ!!」

わぁわぁと慌て出す七宝。
代わりにいてくれだぁ?と蛮骨は半ばキレ気味だ。

蛇「て事はアイツ今どこにいやがんだ?」

ほんとにお転婆なままだよ、アイツは。とため息をつく蛇骨。

蛇「お前、本当に何も知らねぇのか?」

と頭をグリグリしていれば犬夜叉が止めに入った。

犬「やめろ、お前ら。」七「犬夜叉ぁぁ!」
蛮「なんだよ犬夜叉。お前はアイツの居場所知ってんのか?」

イライラしてるのが伝わってくる。
ったくよぉー。言ってけばいいじゃねぇか。
と愚痴をこぼし、先程のAの発言を伝えた。

犬「ここを去る前に会っておきてぇ奴がいんだとよ。」
蛮「会っておきてぇ奴?」
蛇「それって誰だよ?」

うぅーん?とまたまた考える蛇骨。
犬夜叉は少し意地悪な顔をして「男かもな?」とからかっている。

蛮「男だと…?…犬夜叉。アイツのとこまで案内しろ。」
犬「あぁ??俺だって行先は知らねぇよ。」
蛮「アイツの匂いで追えんだろ?」

うっ…チッ!しょーがねぇな!といらない事を言ったと後悔する犬夜叉。
蛮骨はピリピリと苛立っていた。

蛇「蛮骨の兄貴が行くなら俺はいいや。帰ってきたら拳骨だな、Aのやつ。」

あー。ねみぃと蛇骨はAの部屋に引っ込む。

蛮「おら行くぞ、犬夜叉」
犬「俺に指図すんな」

そんなやりとりをして屯所を出るのだった。

ーーーー

「伊藤さん、私が戦国時代に行っても寂しがらないでね(笑)」

その頃Aはまだ墓石に話しかけていた。
その近くまで犬夜叉と蛮骨が来ている事にも気づいていない。

「…さて、報告も終わったし、そろそろ帰るかな。…今度はあの世で会えるといいね。伊藤さん!」

名残惜し気に立ち上がるA

ちょうどその時、蛮骨が後ろに来ていた。

宣言→←墓参り



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (8 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
10人がお気に入り
設定タグ:銀魂 , 七人隊 , 夜兎   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:たまごやき | 作成日時:2021年10月7日 13時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。