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場所は変わって聖島。
七人隊一行は犬夜叉達と対峙していた。
蛮「ったくよォ！こんな胸糞悪ぃとこで待たせやがって。人間の俺達でさえこんなに気分悪ぃんだ。半妖のお前はもっとキツいんじゃねぇか？犬夜叉。」
蛇「いっぬやしゃー！会いたかったぜ！」
犬「(クソっ！やっぱり罠かよ！)」
犬夜叉が鉄砕牙を抜き構える。
戦いがいざ始まるという時、呑気な声が聞こえた。
「あっ！かごめちゃーん！珊瑚ちゃん！久しぶりー！」
ズルっ犬「A！テメェなに呑気に手ぇ振ってんだ！！」
「あっ、犬夜叉に法師も！久しぶりだね！」
か「Aちゃん…」珊「あっちも変わりなさそうだ…。」
ため息をつき苦笑いをするかごめと珊瑚。
Aは近づこうと歩を進めるが蛮骨が前に出て阻む。
「蛮兄？どいてくれなくちゃ歩けないよ？」
蛮「お前が向こうに行く必要はねぇだろ。おいお前ら。」
睡「はぁ。おらA！こっちこい！」
有無を言わさず肩に担がれる。
意外と軽い妹に睡骨は怪訝な顔をした。
睡「お前年頃の女にしては軽すぎねぇか？」
「そぉーかな？普通だよ、普通。」
銀骨まで戻され3人の兄が周りを囲み監視する。
「うわぁ…ここから離れられない…」
煉「お前はすぐちょこまかしやがるからな。油断も隙もありゃしねぇ。」
絶対逃げられない事を確認して蛮骨は犬夜叉達に問う。
蛮「それより犬夜叉。1つ聞くがコイツの飾りをもってねぇのか。」
犬「飾りだぁ？」か「あ！もしかしてこれの事？」
そうかごめがいいポケットから出したのはAの持つ"行"のキーホルダーによくにた物。
間違いなくそれが"帰"の装置だ。
「あ！それ！！間違いないよ！かごめちゃん、それ渡して！持ってたら危ないから！」
急に慌てるAに弥勒が前に出て交渉をする。
キーホルダーを返して欲しければAをこちらに渡すよう言ってるのだ。
弥「どうやらこの飾り、本当にAの物のようですな。これがどのように危険なのかは分かりかねますが渡すなら条件があります！A、こちらに戻ってきなさい！」
すると弥勒の前を蛇骨の刀が裂いた。
蛇「おい法師、あんまふざけた事言ってんじゃねぇぞ？」
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作者名：たまごやき | 作成日時：2021年10月7日 13時
