標的31☆ハルと京子 ページ32
貴方side＿＿＿＿
ハル「嫌です、こんなの...10年後の世界が...こんなデストロイだなんて...っ！｣
ハルが泣いている。
リボーンさんからこの時代のことを知らされたんだろう。
すると、横から京子ちゃんもやってきた。
京子ちゃんは泣いていないけど、顔が真っ青だ。この時代の残酷さを知ってしまって不安になってる。
ハル「ツナさんっ！！｣
ハルがツナに飛びつく。
ハル「ハルは平和な並盛に帰りたいです！｣
その言葉は、この場にいる人全員の気持ちだった。
私は見ていられなくて、駆け寄る。
『...2人とも悪いことばっかり考えないほうがいいよ。ほら、深呼吸して。』
2人は私の言うとおりに、スー、ハーと深呼吸をする。
ハル「...ありがとうございます、ちょっとだけ落ち着きました。｣
京子「うん、私も。｣
『そりゃよかった。あ、私、如月Aって言います。よろしくねっ！』
つい笑う。何でもかんでも笑ってしまって不謹慎かもしれないけど、癖だ...
ハル「...過去で会いましたね。三浦ハルって言います！よろしくです！｣
京子「私は笹川京子。私も呼び捨てでいいよ。よろしくね！｣
すこしその場が明るくなった時、リボーンさんがやってくる。
リ「この特製ハーブティーを飲め。落ち着くぞ。｣
2人はありがとうございます、とカップを手に取った。
リ「それと、さっき言ってたお前たちに任せたい事だ。読んでおいてくれ。｣
リボーンさんが2人にメモを渡す。
ツ「リボーンっ！｣
ツナが立ち上がった。
リ「お、もう立てるようになったか。
...分かってるぞ。4人と話がしたい。2人共、席を外してくれ。｣
すると2人は頷いて、医務室から去っていった。
リ「...2人には、今やべぇ状況だって事だけ話した。マフィアの事や、ボンゴレの事は話してない。｣
ツ「もう守護者を集めるとか、そんな事してる場合じゃないよ！早く...早く2人を過去に返さなきゃ！｣
パニクっているツナを山本と獄寺が止める。
リ「そうやって、いちいち興奮するのが、そうなんだ。
それに、守護者を集めるのはやはり避けて通れねぇぞ。」
ツ「何でだよ！もう根拠のない話はたくさんだよ！お前の話は...「根拠はあるぞ。｣
リボーンさんがツナの言葉を遮った。
獄「そうなんす！ヒントは...これです！｣
そうして取り出したのは、10年後の獄寺が持っていた、手紙だった。
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やむごとなき林檎(プロフ) - あかりさん» 昔使ってたポンコツスマホでは色々と不便で、いちいちうたなきゃいけなかったので、最初の方はないです。ところどころ直しているのですが、気になるのであれば修正します。 (2018年2月2日 23時) (
レス) id: 6683155d4f (このIDを非表示/違反報告)
あかり(プロフ) - いきなり失礼します 鍵かっこの最後の所が（」←この部分）が無いのは、故意にやっていらっしゃるのですか？ (2018年2月2日 2時) (レス) id: 15d2680edd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：やむごとなき林檎 | 作成日時：2016年5月13日 5時
