標的29☆リングの炎 ページ30
貴方side＿＿＿＿
じっとツナの戦闘を見る。覚悟を決めて戦っている姿と共に。
私なんて、結局足を引っ張っただけだった...
覚悟...覚悟か。
私の覚悟は何？
考え込んでいると、
京子「えっと、Aちゃんだよね？怪我大丈夫？｣
京子ちゃんがツナを気にしがら声をかけてくれた。
『大丈夫だよ。』
と、にっこり笑ってみせた。ほんとは立ってるのも結構辛いんだけど、心配をかけてはならない。
ツナの方に向きを変える。
『ツナ、頑張れ...』
京子ちゃんもツナの方に向きかえる。すごく心配そう。そして、びっくりしている。
すると、ツナが...
太猿の背中から伸びた針に刺されてしまった。
ドサッと崩れ落ちる。
思わず京子ちゃんがツナに駆け寄って行った。
ツ「くるな！｣
京子「！｣
ゆっくりとツナが起き上がる。
ツ「2人は...俺が守ってみせる...。俺の...命に代えても！！！｣
その瞬間、首から提げているリングに炎が灯る。
『ツナ...。』
追尾型の兵器がツナを物凄いスピードで追う。
それをツナは...
太猿「な、何ィ！？
零地点突破ファーストエディションで凍らせる。
太猿がやけになりツナに向かう。
そしてツナも一気に詰め寄り...
太猿の炎を凍らせた。
太猿「ば、馬鹿な！炎を...凍らせるなんて！これじゃまるで...噂に聞いた...ボンゴレ10代目!!!
貴様...何者だっ！」
太猿が鎌を振り落とす。
しかしツナは軽々と受け止め、凍らせてゆく。
ツ「行くぜ。｣
グローブに炎を灯し、太猿を殴る。
太猿「ぐぁぁぁあああっ！｣
ガシャーンっ！
屋根を突き破って吹き飛ばされていった。
シュゥゥ...と、額の炎が消える。
気力を使い果たし、その場に崩れてしまう。
『ツナっ！ごめん...私のせいで...！』
自然と涙目になる。目に涙が溜まってくる。
ツ「A...大丈夫？京子ちゃんは...怪我してない？｣
『うん...！ツナが守ってくれだからだよ...』
京子「私も大丈夫だよっ！｣
京子ちゃんも目に涙が溜まっている。
今にも溢れ落ちそうだ。
ツ「よかった...2人とも守れて...｣
ドサッと倒れる。気絶してしまったらしい。
『ツナっ！』
京子「ツナくんしっかりして！ツナくん！｣
京子ちゃんと私の声が工場に響いた。
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やむごとなき林檎(プロフ) - あかりさん» 昔使ってたポンコツスマホでは色々と不便で、いちいちうたなきゃいけなかったので、最初の方はないです。ところどころ直しているのですが、気になるのであれば修正します。 (2018年2月2日 23時) (
レス) id: 6683155d4f (このIDを非表示/違反報告)
あかり(プロフ) - いきなり失礼します 鍵かっこの最後の所が（」←この部分）が無いのは、故意にやっていらっしゃるのですか？ (2018年2月2日 2時) (レス) id: 15d2680edd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：やむごとなき林檎 | 作成日時：2016年5月13日 5時
