王子の使用人3 (ページ50)

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大団円-fin- ページ50

ル「うぅっぐす！よかったわぁー！！まさかこんな感動的なプロポーズ見れるなんてぇ！！」

マ「心配して損したよ全く」

フ「なーんであんなのがいいんでしょう？クソワガママなのに。」

ベ「は？何でお前らいんの？」

「え！？み、皆様！？まさかみみみみ見られて…っ」

ベル様とキスした後に聞こえたルッスーリア様の声。

ギョッとして見てみればルッスーリア様が泣きながら飛び出していました。

マ「このままベルがAを連れ去るんじゃないかって心配したんだよ。でもそんな事ないみたいでよかった」

フヨフヨ〜と飛んでいつものように私の腕に収まるマーモン様。

ジッとベル様を見て挑発的です。

ル「ベルちゃんっ！！Aちゃん泣かせたら私達総出でお仕置よ！！」

マ「珍しく賛成だね。覚悟しといてよベル」

ベ「泣かせねーしつか何でいんだっての。ボース？」

ザ「ふん。おいA」

「はいっ」

ザ「てめぇがヴァリアーから去るのは認めねぇ。いいな」

「〜〜っ！はい…」

ス「とにかく丸く納まってよかったなぁ。腹も減ったしメシにでもすんぞぉ！！」

「はい！スクアーロ様！」

あ、ベル様から盛大な舌打ちが聞こえました

でもこれは怒っているというより恥ずかしがってるようです(笑)

レ「そもそも何故ここなんだ？」

ル「あ！たしかに気になるわぁ、ここはどこなの？Aちゃん」

「え？ここは…」ベ「…ムスッ」

「…ふふふ！ここは…秘密です。ベルと私だけの。」

ベ「！！A？」

ル「んまぁ！？もぉぉやぁだ！とても素敵じゃなぁぁい！」

マ「ふーん？どこなんだい？ベル」

ベ「・・・ししし…教えてやんねー♪」

あ、ベル様とても機嫌がよくなられました

やはり教えたくなかったのですね(笑)

かと言う私もこの場所は秘密にしたいのです。

なんて言ったってベル様との初めてのデート場所ですから。

「さ！皆さん、せっかくですしお弁当にしましょ！いっぱいあるんですよ？」

フ「まぁーたまには外で食べるのもいいですねー。お腹空きましたし食べましょー」

ベ「覗き見してたクセにエラソーじゃん。」

ザ「さっさとしろ」

「ふふ！はい、かしこまりました！」

これからもずっと、ずっと。

ベル様のお傍で皆様を支えていきたいです。

「ベル！」

ベ「ん？」

「これからも…よろしくお願いします((ニコ))」

ベ「しししし！王子優先なのは変わんねーからなA」

「はい！」

大好きですよ、ベル。