王子の使用人3 (ページ42)

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戻ってきた日常ページ42

フ「本当に美味しいですー。」

マ「やっぱりAの作るご飯が1番だ」

「クスクス。お2人とも、ありがとうございます」

ザ「おい」

「はい、ザンザス様。おかわりのお飲み物でございます。」

ザ「ふん」

ル「あらやだ私ったら…」

「！。ルッスーリア様、お手ふきをどうぞ。」

ル「いやぁん！さすがねぇ、手を拭きたかったのよぉ♡」

レ「モグモグ…むっ！？」

「レヴィ様、そちらは白身魚のワイン煮でございます。」

レ「ほぉ？中々うまいな。」

ス「あﾞぁ？おいA」

「はい。スクアーロ様」

ス「俺の付け合せがねぇぞぉ？」

「あら？おかしいですね…あ。」

ベ「ギクッ」

「ベル？ニッコリ」

ベ「…食うのおせーのが悪ぃんだし」

「はぁ…もう。スクアーロ様、少々お待ち下さいませ」

ス「チッ」

こうして皆様にお仕えするのも久しぶりです。

なんて嬉しい…

久しぶりに見る光景でも何もお変わりになられてません。

またこんな日が来てくれるなんて…

「お待たせいたしました。付け合せの代わりにカルパッチョをご用意させていただいてます。」

ス「！！。ゔぉぉい！よくやった！」

「ふふ、喜んでいただけて何よりです」

フ「あの人本当にすごいですねー」

ル「重宝する理由も分かるでしょ？」

フ「まぁーたしかに。ボスも機嫌いいですしー。口うるさいのが難点ですけどー」

あら？フラン様、お水がもうなくなりそうです。

新しい物をご用意しませんと…。

「フラン様、ナチュラルウォーターを交換致します。」

フ「あ。どーもですー。」

ベ「A」

「はい。！。」

まぁ、ベル様ったらお口にソースをつけてしまわれて。

ふふ、なんて可愛らしい。

お姿がかっこよくなられてもこういうところはお変わりないのですね。

ベ「他のやつに構うなよ。俺の使用人だろ」

「ベル、私は皆様と過ごせて嬉しいのですがダメですか？」

ベ「うぐっ…チッ」

「ふふ。さ、こちらをお向き下さい。口元を失礼させていただきます。」

ベ「ん。」

「新しいナチュラルウォーターとナプキンを置かせていただきますね。」

ベ「ん。」

「そろそろデザートをお持ちしましょう。ベルのデザートにはミルクたっぷりのパンナコッタを用意してますよ。」

ベ「マジで？Aの作るパンナコッタめっちゃ美味いんだよな。早く持って来いって」

「くすくす、かしこまりました」

フ「手厚いですねー。羨ましいー」