王子の使用人3 (ページ29)

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安心した。ページ29

Aが生きてた。

7年ぶりにあったのに口の周り血だらけで咳き込みながらまた血吐いて

ジルの奴殺してる間にまた連れ去られたけど。

でもやっと見つけた

べ「A大丈夫かなー。」

フ「あの人ですかー？連れ去ったなら大丈夫じゃないですかねー？必要だから連れ去ったんでしょー？」

べ「はぁ。体弱ぇクセに無茶しやがって」

会いたくて走ってきたって言ってたな。

すげー美人になってた。

ジルのとこにいたって、あいつに何もされてないよな？

あームカつく

ル「とりあえず。生きててよかったわぁ〜♡7年も探して見つからないんだもの、正直死んじゃってるかもなんて思ってたのよ〜」

レ「死にかけてたがな」

ス「死体みてーに冷たかったぜ」

ザ「チッ。」

フ「そんな優秀なんですかー？あの人」

ル「もうすごいのよ！何も言わなくても欲しいものがなんでも揃えられてるしご飯もすーっごく美味しいし！飲み物なんてなくなる前に新しいの用意してくれるんだから！」

フ「へー？」

レ「マーモンの奴はよくAに菓子をねだってたな。小腹が空いたとか言って厨房に立ち寄ってたぞ」

フ「マーモンってミーの前任ですよねー？便利人間じゃないですかー。」

便利人間じゃねぇ、王子専属の使用人だっての

コイツらAをいいように使いやがって

べ「Aは俺のだって。王子優先だから」

ル「その状況でも私達のお願いも叶えてくれてたのよ。ご飯なんて直前に違うの食べたいって言っても笑ってすぐ用意してくれたんだから！」

フ「それはいいですねー。オカマの作る料理より美味しそうですー。」

レ「…それをアイツの前で絶対に言うなよ。」

フ「なんでですかー？」

ス「説教されるぞ。ザンザスにだってモンクつける奴だからなぁ」

フ「うぇー。やっぱ帰ってこなくていいでーす。」

べ「ししし♪安心しろよ、連れ戻してももうお前らの世話なんかさせねーから。」

ス「ゔぉぉい！！勝手なこと言ってんじゃねぇ！！」

勝手じゃねーし。

俺が連れてきたんだから当たり前じゃん？