王子の使用人3 (ページ16)

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復活！ページ16

「ベル様！私お夕食の材料が足りませんので少し買い足しに行ってまいります！」

べ「んー。部下連れてけよー」

「ふふ！はい、かしこまりました！」

あれから。

結局腰の痛みをベル様に見抜かれ2日ほどベッドに半ば強引に押しやられました。

おかげさまで痛みもすっかり良くなって…

夜は一緒のベッドでお休みになられる事も増えて、私は驚くほど安心して眠れています。

なので最近は体がとても軽いです。

ル「あらぁ？Aちゃんじゃなぁ〜い！どこか行くの？お買い物？」

「ルッスーリア様！はい、お夕食の材料を買いに。なにかご要望でしょうか？」

ル「んふふ♡とくに何もないのよ、お夕食楽しみにしてるわぁ〜！」

「？？はい、心を込めてお作りいたします！」

なんでしょう？ルッスーリア様すごく嬉しそうでした。

なにか良い事があったのでしょうか？

とりあえずお買い物ですね、美味しい物を作って元気でいてもらいませんと！

ル「ちゃんと復活したみたいねぇ、ベルちゃん？」

べ「ししし♪当たり前だろ、王子がいんだから」

さぁ！なにをお作りしましょうか！

―――

――

「お忙しいところ申し訳ありません、すぐに買い物を終わらせますので」

部「いえ、お気になさらず」

部2「我々も貴方様がいないと大変なので…」

？？

なにやらゲッソリとして思い出しているようです。

もしかして私が倒れてしまった時は部下様にもなにかお仕事が回ってしまってるのでしょうか？

それはとても申し訳ありません…

「あの、もしかして私が動けない時に何かご不便をおかけしてしまっているのでは…」

部「い、いえ！不便など…」

部2「その…ボスの機嫌が…ハハハ…」

「あ、そういえばスクアーロ様も以前同じ事をおっしゃっていました…申し訳ありません、体調もしっかりコントロールしますのでっ」

部「いやいや！ムリだけはしないでもらえれば！！」

部2「そうです！倒れなければいいですから！！」

あぁ、これは本当に大変なのですね

私はもっと気をつけなければいけませんっ

白「そうそう♪倒れないように気をつけてよ？Aちゃん♪」

「え？」

部「ぐっ！？」

部2「ぎゃぁ！！」

白「つーかまえた♪中々お城から出てこないんだもん、捕まえるの大変だったよ」

だ、誰でしょう？

一瞬で部下の方達が倒されてしまいましたっ

少し後ろを振り向いた隙に…