何でお前が… ページ38
ディ「！？なんだ！！どうした！！」
部「ボス！部屋の前に怪しい奴が！！」
「よぉーディーノ。昨日ぶり」
ディ「ってA！？どうしたんだこんな所で！！」
おぉー焦ってる焦ってる
さすがにお前の部下つけてきたぁー。なんて言えねぇ雰囲気だな？
ここは誤魔化しとくか
「なんかネタねーかなって暇つぶしに来たんだ。そしたらお前の怒声が聞こえてきたんだよ」
ロ「ネタ？なんのだ？」
「新しい服のデザイン。今度はナース服風のチャイナなんてどうかな？ってな！」
苦し紛れだが我ながらいいアイディアが浮かんじまったぜ！！
こりゃ今度作るしかねーな！
ディ「お前なぁ…」
「で？お前は何をそんな切羽詰まってたんだよ？」
ディ「いや…その。お前には話せねぇんだ」
「なんで？そこに寝てるの誰？」
ディ「いやだから…」
「私のことは聞いてきたろー。ったく、秘密主義者が多いんだよな。」
こっから見えるだけでも包帯グルグルだな。
こいつがこんなに隠したがる奴か…
んー。自分の立場上庇いきれないような奴とか？
それかぁ…
「重症の天敵発見して処置に困ってる…とか。」
ディ「っ。」
「…その反応…正解か？」
ディ「いや…」
「だとしたら…お前の立場上本当はすぐ始末しなくちゃいけない相手とか。」
ディ「…どこかでなにか聞いたのか？」
「おぉーおぉ。怖ぇ目すんな。なんも聞いてねーよ。お人好しなお前が切羽詰まって怒声を上げながらも秘密にしなくちゃならねぇ奴。そんなの大体の予想がつくだろ」
ディ「ーっ。はぁ…。なんて頭の回転のよさだよ、まったく。」
「天才だろ？で、相手は誰だよ。こんな時にどこの組織の奴を匿うハメにな…った、、え？」
ディ「見つかっちまったもんはしょうがねぇよな」
最後はもう隠す気なかったみてーだから覗いちまったけど。
ベットに寝てんのこれ…
「スクアーロ？」
ス「…」
全身包帯グルグルで心電図つけられて…
意識がねぇのか？青白い顔で寝てやがる
死体みてぇ。
「ーっ…生きてたんだ。」
ディ「わっ！！わっ！！泣くなよ！？俺が泣かしたみたいになるからよ！！」
「泣かねぇよ…バーカ。」
どいつもこいつも。
生きてんだから泣く必要もねーだって
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作者名：たまごやき | 作成日時：2023年2月22日 2時
