キレてないすよ。キレてないす。 ページ16
「ほぉー、ここがナミモリ…ほぉー？」
ガヤついてんな。
ここが日本。
ほぉー？？
「私の世界と結構違うもんなんだな。おもしれー」
さてと。お目当ての装飾屋はどーこだ？
商店街にあるはずなんだが。
「ｸﾞｩｩｯ))…腹減ったなぁ。ん？」
？「やめろってランボ！！それはオモチャじゃない！！」
ラ「うるせー！バカツナ！！ランボさんはーこれで遊ぶんだもんねー！」
ツ「人の物だろ！？お前のじゃないじゃないか！！謝れランボ！！」
ラ「いーやぁーだぁ！！！」
「何してんのお前ら」
私の道具が入った大箱に乗っかって騒いでるクソガキとそれを止めてるガキ
まだ道具に触れてるわけじゃねーからまだまぁぁだブチ切れはしねーけどよ
それ以上触んならキレんぞコラ
ツ「ごめんなさい！！こいつワガママで…すぐにどかしますから！！」
ラ「さわんなぁバカツナが！！」
「おいクソガキ」
ラ「ん？ﾋﾟｷﾞｬｯ！？！」
「その手を離せ。まだ死にたくねーだろ」
ラ「ふっ…ふぐっ…」
ツ「(なんか超こえぇ！？)ほら、お前が悪いぞランボ。ごめんなさいしろ。」
ラ「ご、ごめんだもんね」
「ったく。私の道具に触んな。絶対だ」
ラ「ウグッ…ウグッ…」
そんな怖かったかよ？
睨んだだけでそこまで泣かれるとこっちもなんか罪悪感湧くだろコノヤロー
しかもマント越しだぞ？
目なんかそんな見えねーだろって
リ「何してんだ？ツナ」
ツ「リボーン！どこ行ってたんだよ！！まったく。ランボがこの人の道具で遊ぼうとしてて怒られたんだ。当然だよ、もう」
リ「道具？」
「ー！！！！」
なんだ…この…
この赤ん坊！！！
赤ん坊なのにスーツ！？
しかもそのスーツも着こなしてやがる！？
リ「コレはお前のか？悪かったなアホ牛が」
「アホ牛だからしゃぁーねぇ。それよりよ、君。すげーかっけぇな、その格好」
リ「ナンパか？俺はお断りだぞ」
「赤ん坊ナンパするほど飢えてねーって。なぁ、私のモデルになってくんね？」
リ「？？」
ツ「え？モ、モデルって？」
「私服飾人してんだ。気に入った奴がいたら作った服とか小物とかつけてもらってんだよ。ダメか？お前さんにおあつらえ向きなネクタイもやるからよ」
リ「…。それだけか？」
「？？何が？？」
ネクタイだけか？って事か？
強欲だなー赤ん坊のクセに
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作者名：たまごやき | 作成日時：2023年2月22日 2時
