生意気な服職人4

謝れ ページ34

「なんだったんだ…」

結局、ベルもマーモンも私が風呂に行ってる間に一旦帰るとか言って帰っちまったらしい。

何がどうしたんだよ？？

ヤバい任務でも入ってるのか？

「…心配だ。」

仕方ねぇ、ヴァリアー行ってみるか？

―――
――
―

バァァン！！

ス「ゔぉぉい！！メシはできたかぁ！！」

ヒュンヒュンッ！！

ス「！！うお！？」

なんだぁ！？

メシ食いに来たってぇのにナイフが飛んで来やがった！！

しかもこのナイフはベルのじゃねぇか！！

なんのつもりだこのクソガキ！！

べ「チッ避けやがった」

ス「ベルてめぇ！！何しやがる！！」

マ「何もどうもないよスクアーロ。そろそろAに謝ってくれないかい」

ス「あﾞぁ？謝れだぁ？」

なんでんな事しなくちゃなんねぇーんだよ！！

あのクソ女、問答無用で俺の事ぶん殴りやがって！！

今回に関してはアイツが謝るべきだろ！！

マ「元はと言えばスクアーロが沖田なんかに余計な事言ったのが原因だろ。」

べ「あの性悪に言ったらなにか仕出かすって想像つく話だしな。謝れよスクアーロ」

ス「なんだてめぇら…今更んな話持ち出しやがって。関係ねぇだろ」

マ「大ありさ。どうしても謝らないのかい？」

ス「ふん。俺はアイツが謝るまで口をきくつもりはねぇ」

マ「Aに男ができても？」

ス「はぁ？」

アイツに男？

それこそありえねぇだろ(笑)

誰があんな暴力怪力大食い女拾うってんだ。

べ「Aに男ができてヴァリアー戻ってこなくなったらどーすんだし。お前のせいだからな」

ス「有り得るわけねぇだろんな事。あのクソミソだらしねぇ怪力女に惚れる男なんかいるか」

ル「スクちゃん、最大のブーメランよそれ」

ス「るせぇ！！猫かぶってたにしろあんな女の本性知ったら男なんざ離れてくに決まってんだろ」

レ「ではなぜ貴様は離れんのだスクアーロ」

ぐっ…

なんだどいつもコイツも人の事に口出しやがって！！

何を目論んでやがる！！

マ「その思い込みがどこまで保てるか分からないけどね。ご覧よ」

ス「あﾞ？…なんだコイツ」

べ「お前が意地張ってる間にAについた虫だろ」

レ「顔はいいからな」

ル「親しげねぇ？」

マーモンの奴が出してきた1枚の写真。

知らねぇ男と並んで歩いてやがる

しかも笑顔でだぞ？

ス「チッ…」

どこのどいつだ

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