遊園地 ページ14
「キラキラキラキラ」
エ「はは!久しぶりだね、Aとお出かけなんて!」
「おう!まさかにーちゃんが来てくれるとは!」
あの招待券、メ○カリで売るか捨てるかって考えてたら近藤の奴が”スクアーロ君は誘わないのか?”とかほざいてたな。
誘わねーよ!!半年で諦めさせるんだからよ!!
んでどーすっかなぁってやってたら突然にーちゃんが帰ってきた。
なんでも私が心配で神威の反対押し切って様子見に来たとか。
だったらもう帰ってくればいいのによー。
エ「いやぁ本当によかったよ。このままもしスクアーロ君と出かけられてたら…夢の国はムー大陸と同じ運命を辿っていただろうね。」
「幻の遊園地ってか?はは!行くわけねーって、諦めさせるんだしよ!」
エ「うんうん。その意気だA!」
「おう!ところでよ、なんでにーちゃん春雨にいんだ?前はクソ低杉のトコにもいたし。今はどっちについてるんだよ?」
エ「こら、そんな事言わない。んー、それはまだ言えないけど…まぁ将来の橋渡しになればなとは思うよ」
「??」
将来の橋渡し??
よく分かんねーな、何する気なんだろ。
危ない事じゃなければいいんだけどよ?
エ「そんな事よりほら!今日はいっぱい遊ぶぞ!」
「おう!」
―――
――
―
ス「ゔぉおいなんだ近藤、用事ってぇのは」
近「うぅ…っぐすっ…」
ス「あ゛ぁ?何があったんだ?」
近藤が珍しく呼びやがるからAに何かあったのかと急いで来たってぇのに
顔面ボコボコに腫らして膝抱えて泣いてやがる
本当にコイツがボスでここの組織は大丈夫なんだろうなぁ゛?
沖「あー、一足遅かったな、お前」
ス「沖田か。何がだよ」
沖「近藤さんが気を利かせてお前とAのデートにって遊園地のチケットを取ったんでい」
ス「はぁ?なんだそりゃ。じゃぁアイツはどこ行ったんだよ」
土「タイミング悪く兄貴の方が様子見に来てな。事情を知ったエンに笑顔でぶん殴られて今は2人で遊園地行ってるぜ」
兄貴?
あのシスコン兄貴か?
じゃぁ今回来たのは完全に無駄足じゃねぇか!!
沖「あいつ少し見ねぇ間に凶暴になりやしたね。あの目はガチでしたぜ」
土「A関係だけだろ?昔からその手の男はすげぇ顔で追い払ってたからな」
沖「だそうだ。まぁ頑張れよ、スクアーロ」
ス「面倒くせぇの上書きだな。ちっ」
どうする?せっかく来たんだ。
あいつの好みでも探ってくか
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作者名:たまごやき | 作成日時:2023年3月20日 3時