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分からんのよ、うん。 ページ11

銀「んで?半年経って諦めてなかったらお前はどーすんの」

「はぁー?どーするもこーするも…」

ファミレスで期間限定!超デカ盛りパフェを堪能してたらな?真横にすげぇ視線感じて…

横見たら目ぇ血走らせた万事屋が窓洗えんじゃね?ってぐらいのヨダレ垂らしてへばりついてやがったんだ。

スプーン落としたじゃねぇかコノヤロー。

銀「まぁーいんじゃねぇーの?あの男ガチっぽいし。お前みたいな怪力守銭奴女、この機会逃したら嫁の貰い手いねーだろ」

「すんませーん店員さん。勘定別々で」

銀「でも銀さんは本当は優しい子って知ってるから。こんなに心麗しい女の子他にいないと思うよ、うん。」

「マジでこの天パうぜぇ。てかなんで万事屋が一緒にパフェ食ってんの?しかも期間限定超デカ盛りパフェ」

銀「そんな辛気臭せぇ顔でこんな上手いパフェ食ってるから相談乗ってやってんだろ、これは報酬だ」

「頼んでもねぇよ」

っんとに調子いい天パだよな。

どこから湧いて出てくるんだ?この手の男は

半年経ってもかぁ…

べ「そんな嫌なら他に男作ればいんじゃね?」

「あれ?帰ってなかったのか、ベル」

銀「うおっ!!いつからいたんだお前」

べ「今からだし。Aいねーと暇だから休みはこっちに来ることにした」

「お前…ほんと可愛いよな」

べ「カッコイイの間違いだろ」

「へぇへぇ。パフェ食うか?奢るぞ?」

銀「え、銀さんの時はそんな事言わなかったのになんでコイツには奢る前提なんだよ」

「いやだってベルだし」

べ「王子なんだから当たり前だろ」

銀「お前らの当たり前の感覚が分かんねぇわ」

なんだよ、結局万事屋の分も払うんだから関係ねーだろ?

ましてやベルは年下だしな。

年上のおっさんの分まで支払ってやるって言ってるんだ、もはや神だろって。

「男ねぇ…そもそも私が人と付き合うってのを想像できねーんだよな」

べ「なんで」

「なんでってそりゃ…戦場か服かしかなくてよ、付き合うって事がそもそも分かんねーよ」

銀「チチクリあえばいーんだよ、んなもん」

「お前の脳みそ手ごねハンバーグにしてやろうか」

それが出来ねぇって言ってるんだっての

理解力ねーなぁ

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作者名:たまごやき | 作成日時:2023年3月20日 3時

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