弟たちの優しさ。 ページ4
Aside
ミーティングも終了し
各々がホテルへと帰る中で
あたしは最後まで一室に残り
これからの課題を考えていた。
世界一のブラジル相手に
3セットとも20点台に乗ってたこと、
祐希と藍、有志のオポジットの活躍、
チームが1つになって
どの試合も声を掛け合っていた。
足りなかったものは…？
？「あ、いたいた！Aちゃん！」
「…？」
？「居残りしてんちゃう？って祐希さん言うてたからそっとしとこって話してたんやけどなぁ…心配で迎え来た！」
藍と有志が部屋を訪れた。
「ありがと、2人とも。いろいろ考えてたら遅くなっちゃったね。ホテル帰ろっか」
藍「Aちゃん、悩んでます？」
「え、？」
西「残るか、解任か。祐希さんめっちゃ心配してたで？…まぁ、俺らも心配してるけど。」
「…うん、悩んでるね。どれが正解なんだろうって、考えてみるけどなかなか分からないモンだね」
藍「俺は…まだAちゃんと頑張りたいって思ってますから。それだけは分かっといてくださいね？」
西「俺もそうやで？Aがいたから助かった、っての何回もあるからさ？」
「…あ、またそうやって泣かそうとしてんな？？」
藍「え、！？ヤバいっすよ！？祐希さんに怒られますよ西田さん！！！」
西「ダメダメ！泣いたらダメよー！？怒られる！泣かすなって怒られるから！！！」
祐希は確かに後輩2人には
結構厳しいとこある←
でも嬉しかったな。
藍と有志がこんな風に思ってる事を
あたしに伝えてくれたのは。
藍「しばらく休みに入るし、たくさんリフレッシュしましょ！Aちゃん！」
「そうだね！ありがと！」
西「マサさんも多分知ってると思うし、ちゃんとマサさんとも話せなあかんで？」
「うん、分かってるよ…でもさ…」
西「…怖いよな、マサさん」←
「うん怖い。やだなぁ…」
藍「そんなに怖い人なんですか？柳田さんって…」
「藍が憧れてる祐希のお世話をするくらいのひとだからね？？」
藍「お、おお…！！祐希さんの更に上…！！！」
西「A…多分藍はマサさんを怖いと思ったりはせぇへんで…」
「実際に会ってみたら分かるよ…あの人の冷酷さは…(=_=)」
マサさん…どう思うかな。
的確な答えじゃなくていい。
ただ…ここに居ていいって
証明が欲しいだけなのかもしれない。
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RIO - 小説読ませてもらっています！めっちゃ面白いです!更新待ってます (2021年9月26日 23時) (
レス) @page19 id: 759836d8d0 (このIDを非表示/違反報告)
ゆかり。(プロフ) - なゆた(萩谷なな)さん» おおお…！！！実は私もそうなんです！前キャプテンの少し切ないお話も考えてますので、よかったらお楽しみに( ´･ω･`) (2021年8月12日 19時) (レス) id: 9ee0be3c4f (このIDを非表示/違反報告)
なゆた(萩谷なな)(プロフ) - 楽しく読ませていただいています！前キャプテンが好きなのでこの小説のように戻ってきてくれないかなぁと涙が出ました…。夢をありがとうございます^^ (2021年8月11日 13時) (レス) id: 6a46c3fd2c (このIDを非表示/違反報告)
ゆかり。(プロフ) - うさん» ありがとうございます！！藍くんこれからたくさん出しますね！ (2021年8月9日 23時) (レス) id: 9ee0be3c4f (このIDを非表示/違反報告)
う - 藍君大好きなので嬉しいです！ (2021年8月9日 22時) (レス) id: e80e14e0ea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おさむらい | 作成日時：2021年8月4日 21時
