｡・:＋°あの日の約束｡・:＋° △part1△ (ページ8)

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食事会 youside ページ8

バスで辿り着いた居酒屋。

そこは、いかにも普通の居酒屋だった。笑

テーブルにつくとどういう訳か、男女向かい合わせの席。笑

でも、隣は紗理那と遥さんなので、安心した。

恋子『ねえ紗理那？なんで向かい合わせなのかな？』

紗理那「知らないよ笑まぁ、別になんでもいいよ！」

確かに、実際なんでもいいのだけど。

いつの間にか乾杯も済まされ、席の移動は自由になった。

清水さん「よ、恋子！」

私が１人でスマホをいじっていると、清水さんが話しかけてきてくれた。

恋子『あ、こんばんは！』

清水さん「恋子も暇してるんやろ？俺も暇やし、なんか話そうや！」

清水さんはいつも、こうやって人の心配をしてくれる。優しいなーって、いつも思ってしまう。

恋子『ありがとうございます！』

清水さん「恋子は、バレーの方はどうなん？」

恋子『うーん、まぁそこそこって感じですかね！特別調子がいいわけでもなく、特別調子が悪いってわけでもないので… でも、ＯＱＴがもうすぐなんで、それはすっごく楽しみです！』

清水さん「そうなんや！俺もＯＱＴに向けて頑張ってるとこ！まあ、恋子らしく頑張ってな！」

清水さん、本当に優しい。こんなところも、キャプテン向きなのかなー、なんて思ったり。

恋子『ありがとうございます！頑張ります！清水さんも頑張って下さい！』

清水さん「おう、ありがと！」

そういうと、清水さんは男子の群れに戻っていってしまった。

あー、バレーボールって本当に楽しいよなぁ。
もちろん、プレーしてるときにも思うけど、こうやって普通に生活している時もふと思う。

バレーボールやってて良かったかな、って思うのだ。

山内さん「恋子？大丈夫？めっちゃぼーっとしてたけど笑」

どうやら、山内さんに見られていたらしい…

恋子『へへ大丈夫です笑どうしたんですか？』

山内さん「いや、別に、なんでもないけど！」

健太郎さん「よっ！恋子！久しぶり！！！」

恋子『お久しぶりです笑元気ですね笑』

健太郎さん「そうか？いつもこうだよ！」

健太郎さんの姿に、いつも元気を貰う私。
健太郎さんぐらいポテンシャルの高い人になりたいな、と、思う。

恋子『山内さん、最近体重増えました？』

山内さん「おっ、よく分かった！だいぶ増えたんだよな！」

恋子『ですよね！一段とかっこよくなりましたよ！』

山内さん「お世辞はいいから笑」

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