｡・:＋°あの日の約束｡・:＋° △part1△ (ページ6)

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待ち合わせ youside ページ6

私がロビーに着くと、祐希はもう着いていた。

恋子『ごめん、待った？』

私が急ぎ気味にいうと、祐希は、

祐希「ううん、待ってない。俺も今来たとこ。」

と言った。それが本当なのか、それとも私を安心させるための嘘なのかは分からなかったけれど、私たちは話し始めた。

恋子『祐希、バレーはどう？』

祐希「うん、いつも通り、楽しいよ！でも、膝の調子があんまり良くないから、それは気をつけてるけど！恋子こそどうなの？」

恋子『うん、私も祐希と一緒！いつも通り楽しめてるよ！ＯＱＴがもうそろそろだから、ちょっと緊張してるけど笑』

祐希「俺は緊張とかしないからな～てか、彼氏できた～！？」

急に変わった話題だが、いつものことなのであまり驚きはしない。

恋子『いないよ笑祐希こそ、そんなかっこいい顔しといて彼女いないの？』

祐希「いないいない笑」

恋子『そっか笑』

たとえ会わない時間が多くても、会ったらまた、すぐに話が会うのは、私にとっては嬉しいことだったりするのだ。

１度会話が止まったところで、マサさんこと、柳田将洋さんが来た。

マサさん「おー！相変わらず２人は早いなー」

恋子『こんばんはー！』

マサさんの顔は、イケメンすぎて、こんなブスが近くにいていいものなのかといつも思ってしまう。笑

実は、私の好きな人は…祐希であり、マサさんであるのだ。小さい頃から一緒にいる祐希はもちろんかっこいいけれど、それに劣らずマサさんもカッコいいので、私の恋心は揺れる。

そんな変なことを考えているうちに、ゾロゾロと人が集まり、監督も到着したようなので私たちはチームごとに分かれ、出発したのだ。