｡・:＋°あの日の約束｡・:＋° △part1△ (ページ30)

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変人笑 youside ページ30

山内さんに借りた上着を、自分の部屋まで着てきてしまったことに、今気付く。

恋子『あっ、山内さんの上着着てきちゃった！』

誰もいない部屋に、自分の声が響く。

て言うか、こんなこと、前にもあったような？
前の合宿のとき、健太郎さんにも上着借りたんだった！笑てか、私どんだけ寒がり笑

改めて思うけど、本当にいい匂い。この上着。

柔軟剤の匂いも確かにするけど、柔軟剤じゃなくて。
暖かさっていうか、温もりっていうか。
それがすごくいい香りで。

つい、近くで嗅ぎたくなって、嗅いでしまった。笑
傍から見たら、変な人だろうなー。

？「へんたーーい！！！」

後ろから突然した声に驚き、とっさに振り向くと、そこには紗理那がいた。

恋子『ちょちょちょ！これには理由があって！誤解しないでよ！？』

私は慌てて変態疑惑を解こうとした。笑

すると紗理那は、ため息を吐くかのように言った。

紗理那「大丈夫、誰も変態だなんて思ってないから笑どうせ恋子のことだから、寒いとか言って上着借りたんでしょ？」

何故かわからないけど、いつも図星。

恋子『当たりです。。。』

紗理那「心配すんな笑」

紗理那はそう言うと、私の肩をポンッと叩いた。

・

恋子『それじゃ、これ返してきまーす！』

紗理那「いってらっしゃーい！」

続く

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実は主人公、とんでもない秘密を隠しています！
(ネタバレですが笑)

次回以降、お楽しみに！！！！！(遅くなるかもですが)