｡・:＋°あの日の約束｡・:＋° △part1△ (ページ16)

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至福のひととき youside ページ16

マサさんの部屋がある階へと降りるために、階段を駆け下りた。

部屋の前について、耳をすませると話し声が聞こえた。

ﾄﾝﾄﾝﾄﾝ

恋子『恋子です！入れて下さい！』

「はーい、今開けるー」

中から聞こえた声は山内さんだか、マサさんだか、区別がつかなかった。

ｶﾞﾁｬ

山内さん「やっほ、入って」

扉を開けると、そこにいたのは山内さんだった。
低くて響きのある声の二人は、どこかが似ていて、聞き取りづらい。

恋子『失礼しまーす！』

挨拶をして部屋に入ると、中には祐希と健太郎さんがいた。

見渡しても、マサさんの姿がない。

恋子『あれ、マサさんは…？』

健太郎さん「マサさんなら、さっき電話が掛かってきて、外に出ましたよ～」

外にいた時には、すれ違わなかったけどな。
入れ違ったのかな。

恋子『そうなんですか～』

ｶﾞﾁｬ

噂をすれば、マサさんが入ってくる。

恋子『あ、おじゃましてます！』

マサさん「おー、恋子！やっほー」

安定のこのメンバーが集まると、気分も上がる。

山内さん「で、なんで集まったの？笑このメンバー笑」

言われてみればの質問だ。笑
なぜ集まったのだろう。

祐希「え、特に理由は無いですよ笑なんか暇だったし、少人数でいてもつまんなくないですか？だったら、みんなで集まろー！って感じで読んだら、全員きたんで笑」

恋子『それだけなんだ笑、まぁこのメンバー悪くないと思う！！！』

マサさん「な！このメンバー、なんとなくだけど、落ち着くっていうか、素の自分でいられるっていうか… ね！」

全員がうんうんとマサさんの意見に同意する。

恋子『あっ！！！！！！！！！！』

自分でもびっくりするぐらい大きな声を出してしまった。

祐希「え！？なに、びっくりするからやめてよ！」

恋子『すいません……』

Twitterの件を伝えようと、急ぎ足で来たのを思い出した。

健太郎さん「で、なにを思い出したの？」

恋子『なんかTwitterで！私とNEXT4が付き合ってるって噂が出てて！！！本当にびっくりして！！！一応私の方で否定しといたんで大丈夫だと思うんですけど……』

祐希「え、良いじゃんそれ。」

え………………？？？