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晃一「そんなん、嫌や...」
Aを困らせてしまうことは分かってた。
それでも、どうしても居なくならんでほしい気持ちが勝ってしまう。
『こーちゃんは...本当に優しいなぁ、、
ばいばいするの、辛くなっちゃう。。』
晃一「そんなん俺やって...
それなら離れなくてええやん、」
『ううん...
...ごめんね、次いつ会えるか分からないの。
もう二度と、こーちゃんの目に映らないかもしれない。
だから、その時のために今言わなきゃいけないことがあるの。』
晃一「そんな...嘘やん...」
嫌や。
別れの言葉なんて聞きたない。
次いつ会えるかわからんなんて、そんなん嘘って言うてくれや...
『こーちゃん、
......短い間だったけど、ありがとう。
こーちゃんがこんなに素敵な人だったなんて、生きてたら絶対知れなかった。
本当のこーちゃんが少しでも知れたって思うと、この時間は無駄じゃなかったよ。
間違いなく、私の人生の中で一番大切な時間になった...』
細々と言葉を紡ぐA。
そんな彼女に今、好きだと伝えたら
どんな顔をするんやろか。
困らせてしまうことは明白やった。
『このままこーちゃんの隣に居られたら、ってずっと思ってる...。。
こーちゃんの事が、大好きで、たまらない...』
Aの言葉につい目を見開いてしまった。
一瞬、俺の好きと同じ好きやと勘違いしてしまったんだ。
晃一「...俺も...大好きや。」
目を潤ませるAは、涙を流さなかった。
きっとこいつの事やし、泣かないって決めたんやろうな。
ほんまアホやな...
そんな顔して、俺の方が泣きそうや。。
晃一「もし...
もし、お前がおらんかったら。
俺はきっと...おかしくなってたと思う。
それくらい、俺にとってお前は大事な存在になってる。
俺は＿＿＿＿
お前が好きやねん。」
loveの方でな、と付け加えると
Aは困った顔をするわけでもなく、涙を流すわけでもなく、
ただ顔を真っ赤にして照れ臭そうに笑った。
言うつもりはなかった。
でも、勝手に口から滑っていった。
俺の頭の奥の奥の奥の方では、“ 言わな後悔するで ” って分かっとったんやとおもう。
言ってしまったならもうしょうがない。
取り消すことなんて出来へんし、取り消すつもりもないし。
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ゆー(プロフ) - 初めまして！まずは完結お疲れ様でした！コーちゃんの今の姿を作品にしている物語はほとんどないのでとても楽しんで読みました！そして超特急の離ればなれになっても壊れない強い絆を見ることが出来ました！本当にこの作品を書いて下さってありがとうございました！ (2018年8月26日 2時) (
レス) id: 0d8c219145 (このIDを非表示/違反報告)
影片りな(プロフ) - 完結お疲れ様でした。 やっぱり悲系は良いですね 新作楽しみにしてます。 (2018年6月30日 17時) (レス) id: 537ffb3acd (このIDを非表示/違反報告)
さーちゃんまん(プロフ) - すごく感動しました。完結までお疲れさまでした！ありがとうございました。 (2018年6月29日 21時) (レス) id: 419d84e20f (このIDを非表示/違反報告)
うみ(プロフ) - 泣いちゃいました（；＿；）このお話すごく好きです！！更新楽しみにしてます！！ (2018年6月13日 23時) (レス) id: 6f490492dc (このIDを非表示/違反報告)
影片りな(プロフ) - 更新まってます！ (2018年6月3日 0時) (レス) id: 537ffb3acd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あっしゅ | 作成日時：2018年4月21日 12時
