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本当に最悪だ。





雨、重くてしょーがないドレス、


そして、寸前で履いて、と渡された
馬鹿みたいにヒールの高いハイヒール。







正直、イラっとまでしてしまった。









そしてパレードが始まるスタート位置に向かう。



ヒールにドレス、まじやばい。



『これで足捻ったら捻挫復活だな。。』



まぁ、捻挫復活は私のせいでもあるからそれはちょっとしょうがないってことにするけどさ。




そう言えば、お披露目は数が限られてたから
こんなオープンな場所に8人で参加するのは初めてだ。




ユースケ「あ、なんか緊張してきた...!」


タカシ「大丈夫やって!


ほら、アユもリラックスや!


顔怖いでー?笑笑」


『あぁ、うん、ごめん。』


「超特急さんお願いしまーす!」


そろそろ出番の様だ。



タクヤ「ん、」



私の前にタクヤの手が差し出された。


あの日以来、
タクヤにはちょっと距離置かれてたから
久しぶりに話したかもしれない。





タクヤ「そんなカッコで、危ない。」


『あ、そういう事か!ありがとう!』


やばい、今日一番の嬉しい事かも。



コーイチ「ほな、行くでー!」


タクヤに手を取られて前に進み始めた。









「「「「「きゃー!!!」」」」」


「コーイチー!」


「リョウガー!」


「ユースケーー!!!」



「タカシー!けだピしてー!」



超特急が出て行くと、本当に鼓膜が破れるんじゃないかってくらいの黄色い歓声。




みんなそれぞれにポーズを決めたり9号車のお願いに答えたりしてる。



『タクヤ?』


タクヤ「ん?」


『行きたかったら、行っていいんだよ?



超特急が大事にしてきてるイベントだし、


私も歩き方慣れてきたし!』




ずっとただ歩いてるだけの私の隣にいるタクヤは
9号車の近くにも行けないし、
メンバーとも楽しめてない。



タクヤの名前を呼ぶ声だって沢山あるのに

このままじゃ一つも応えられない。




タクヤ「良いんだよ。

俺がこうしたいからやってる。」


『ダメだよ。

ファンは大切にして欲しい。』



タクヤ「俺はファンよりメンバーを大事にしたい。」


『私はもう十分大事にしてもらったから!


だから、今度はファンのことを幸せにしてあげて?』



タクヤ「......分かった。。」




かなり渋々、と言った感じだが

タクヤは私の元を離れてメンバーの中に入っていった。

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設定タグ:超特急 , 草川拓弥タクヤ , コーイチタカシ   
作品ジャンル:タレント
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綾香 - そうです (2018年1月29日 8時) (レス) id: c2af87ab71 (このIDを非表示/違反報告)
あっしゅ(プロフ) - 綾香さん» 超Dのカイ タクヤ タカシの動画であってますか? (2018年1月29日 7時) (レス) id: 42ae30bd04 (このIDを非表示/違反報告)
綾香 - でてきました? (2018年1月28日 20時) (レス) id: c2af87ab71 (このIDを非表示/違反報告)
あっしゅ(プロフ) - 綾香さん» ありがとうございます!自分なりに頑張って書いてみます!^ ^ (2018年1月26日 11時) (レス) id: 42ae30bd04 (このIDを非表示/違反報告)
綾香 - YouTubeにあります。ミルク&チョコて調べたら出てきます (2018年1月25日 1時) (レス) id: c2af87ab71 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あっしゅ | 作成日時:2017年11月8日 22時

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