【ジョジョ】純粋たる狂気【3部】 (ページ38)

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皇帝と吊られた男　その5 ページ38

紅夜side

ポルナレフ「あの時…俺は確かに奴を剣で突いた…だが命中はしなかった…手応えは無かったんだ。」

『で？』

ポルナレフ「奴のスタンド、ハングドマンは鏡が割れても小さくなった破片からまた攻撃してきた…！」

じゃあ何の能力なのかな〜？
水たまりにも居て、鏡にも居て…さっきは窓に居た。

ポルナレフ「奴は鏡の中で、鏡の中の俺を襲う…！
俺のスタンドは、鏡の中へは入れない…

鏡の世界なんて、どうやって攻撃すればいいのだ…クソｯ！」

『かといってルームミラーを投げ捨てるな。』←

花京院「ポルナレフ、鏡に中のとか鏡の世界とか盛んに言ってますが、鏡に中の世界なんてありませんよ…ファンタジーやメルヘンじゃあないんですから。」

『うん、俺も無いって断言できるね』

ポルナレフ「何言ってんだ！おめーらも見ただろ！？
鏡の中にいて、振り向くといねーんだぜ？」

花京院「えぇ、しかし鏡というのは光の反射…ただそれだけです」

ポルナレフ「教えてもらわなくても知っとるぜ！いいか、この場合だぜ？今の場合を言っとるんだよ！スタンドがあるなら、鏡の中の世界だってあるだろ！！」

『ない』

花京院「ないです
あるとしても先に紅夜が片っ端から潰してますよ」←

『いや、何で俺？』

ポルナレフ「おめーらなぁ！」

『えーと何、ハングドマン？

今俺らが話してるそこに何か仕掛けはあるとは思うけど
恐らくポルナレフの言ったようなものではないと思う

攻撃の仕方じゃあなくて、寧ろ移動方法について考えれb((

花京院「紅夜、ポルナレフ！ハンドルのメッキに奴がいる！！」

ポルナレフ「何ｯ！？」『は！？』

花京院「奴は追いついているｯ！」

ポルナレフ「危ないｯ！！」

ｷｷｰｯ！！

『おわっ！？』

ポルナレフ「だ、大丈夫か？紅夜、花京院。」

ちくしょう…花京院、赤の他人のトラック横転させやがった…←

『あ、ハングドマン。』

やべー、神出鬼没過ぎて慣れた自分が居る。

ポルナレフ「チャリオッツ！」

ハングドマンの攻撃を回避するため近くにあった岩の陰に逃げたのはいいけど…

『今ポルナレフも見たよな？彼奴が移動したところ。』

ポルナレフ「あぁ、奴は映れるものから映れるものに飛び移って移動している！」

『それを繰り返して俺らを追ってきたって事だよね。』