力 その2 ページ26
紅夜side
………
承太郎「どうかしたのか。」
『………』
承太郎「おい、紅夜！！」
『！……何でもないよ〜！』
警戒、しすぎか？
ｷﾞｷﾞ…ｷﾞｷﾞｷﾞｷﾞ……
ジョセフ「アヴドゥル！その水夫が危ない！」
ｸﾞｼｬｱｯ！
おぉ、喉からぐしゃっと逝った！
『…あれ母さん父さんに見せたら喜ぶだろな……』←
カメラでも持って来れば良かったな…
めっちゃそそるんだけど…
アン「きゃあぁぁぁぁ！！！！」
承太郎「やれやれ……こういう歓迎のあいさつは女の子にはキツすぎるぜ」
……殺りがいがありそうだね〜！
まっスタンド使いなんだろうと思うけど！！
ちょっと準備だけしておくとするか…
俺もずっと大人しい訳でもないし。
問題は誰が殺ったか！
それを突き止めるには単独行動が必要だよね！！
……気配を消すことは、最も俺が得意とする事。
何が何でも効率最優先だな。
『………』
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
船全体を探してみたけど、手がかりは無し……
あの時はクレーンが勝手に動いてたから…
あるとしたら、
…この船自体がスタンド…そんなことあり得るのかな〜…？
いや、あり得るあり得ないかが問題じゃない。いかに早く仕留められるか。
その為なら船が爆破したって構わないし！
どーせボートがあるんだし。
乗り物の一つ二つ、爆発するのが普通になってるもんね、この旅←
『……』ﾁｬｷｯ
一番柔らかそうなところは…ここかな〜？
ﾊﾞﾝｯ！ﾊﾞﾝｯ！ﾊﾞﾝｯ！ﾊﾞﾝｯ！ﾊﾞﾝｯ！
ちょっとやり過ぎたな…五発は流石に。
やっぱり俺、感情的になると抑えきれない部分は直した方がいいな
でも結局効果無さそうだし、本体探さないとね〜…
父さん母さんも戦いの場では常に無になれって言ってたし！
俺、全くできてないけど☆←
ﾋｭﾝｯ！
『はっ！？プロペラ！？』
危うく刺さるところだった…壁に刺さってるし…
やっぱこの船自体がスタンドで合ってるみたいだな。
まぁ本体も分かったところだし…行くか〜！
でも流石に誰か動いてるはずだから銃は持たない方がいいか
『考えられるとしたら……』
遠いところでは無さそうだな。
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作者名：ソコ | 作成日時：2022年9月20日 21時
