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？「あ、そうだ、お前の血が高く売れるって教えてくれたやつが言ってたぜ、
お前は価値のない人間、せめて血だけは価値のあるようにしてやる、全員お前じゃなくてお前の“血”にしか興味はない。お前に生きてる意味なんてない
ってな、お前、すげー嫌われようだな」
「...え？…あの…その人って…」
「警察だ！！！」
──────────────────
みんな…私の血にしか興味無い…
生きてる意味なんて…
自分の生きる意味、そんな事を考えながら家へ帰る
家に入った瞬間、誰かに抱きしめられた
『っ！！』
『良平…さん…どうやって…』
良平「A…辛かったよね…ごめんね…」
『え…』
部屋の奥にある机を見ると、あの男からの手紙が置いたまま、そして…
ゴミ箱には、血だらけのティッシュ
良平「ごめん…ごめんね…気づけなくて…」
良平さんは泣きそうになりながら私を抱きしめ続けた
私はやっと、ずっと我慢していた涙を流した
しばらくして落ち着いたあと、良平さんに全てを話した
そしてどうやら、吸血鬼は瞬間移動出来るらしい……なんでもありじゃん、ふっつーに不法侵入するじゃん
良平「そっか…」
良平「怖かったんだ…A、最近ずっと無表情で…心読んだりしたのに…Aの考えてること…何も分からなくて…」
良平「その人…誰かわかるの…？」
その人、それは恐らく、私の血を売る話を持ちかけた人物
『…わからない』
変な感じがする、すぐそこまで出かけてるのに、そこから先がブラックホールみたいにポッカリと何も無くて、何も思い出せない
良平「それって…」
良平さんは心当たりがあるようだった
そしてまた当たり前のように心読んだな…
良平「それ…吸血鬼の記憶を消す力だと思う…」
『…え？』
良平「記憶を消すとね、その時の出来事が何も思い出せなくなる、穴が空いたみたいに…」
全く同じ、その感覚…
『でも私には…』
良平「効かないはず…」
良平「一旦その話はよそう…取り敢えず、腕、出して？」
良平「さっきから我慢するの必死だったんだから」
私は袖をまくり腕を出す
Aの腕には、線が沢山入っていて、その線からは血が流れていた、固まってはいたが、ちょっとその固まりを取ると、すぐに血が流れ出した
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七巳流 - 書いてクレェーー‼️‼️ (2022年7月9日 20時) (
レス) @page33 id: 625ec01e21 (このIDを非表示/違反報告)
るい(プロフ) - 七巳流さん» wwありがとうございます！続編もすぐ続き書きますw (2022年7月9日 20時) (レス) id: bd5372cf59 (このIDを非表示/違反報告)
七巳流 - うん、。此処に神がいます。聖書に載ってます。世界の真理ナウ。 (2022年7月9日 20時) (レス) @page21 id: 625ec01e21 (このIDを非表示/違反報告)
るい(プロフ) - 七巳流さん» ありがとうございます！いーっすよねぇ、秘密ばれる系とかずっとやりたかったんですよ... (2022年7月9日 20時) (レス) id: bd5372cf59 (このIDを非表示/違反報告)
七巳流 - ああー、いーなぁ。神 (2022年7月9日 20時) (レス) @page9 id: 625ec01e21 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：るい | 作成日時：2022年5月15日 19時
