13 ページ13
灰谷さんを家に入れてしまってからというもの…
予想通り、仕事から家に戻ると絶対に待ち伏せしてるようになった
灰谷さんは毎日私の家の前にいる
蘭「おかえり〜♡」
毎日毎日ニコニコしながら私の帰りを待っているが
『あの…。そろそろ来るのやめてもらってもいいですかね??』
蘭「えっ、何で!?」
ガーンとか口で言う灰谷さんを置き私はすぐに玄関へ直行
蘭「待って待って〜。蘭ちゃんも入れてよ^^」
とか言い始めるがこれもこの1週間近く同じやり取りをしている
『嫌です。もう絶対に入れません。灰谷さんを入れるとキスしてきますからね。何されるか分かりませんのでもう入れません。』
ケチ〜
とか言うが問答無用で玄関の扉を壊すのではないかという勢いでドアをこじ開けようとする
その行動が一番怖いです…
『いい加減、弟さんに連絡しますよ??いいんですか??』
蘭「ん??別にいいけど^^ というか前から思ってたけどさ、あんま竜胆のことも呼ばないよね。俺がいるの嫌だったり邪魔だったらすぐ呼び出すとか思ってたんだけど。」
そりゃ…
ねぇ??
兄弟似るとか言うし…
ねぇ??
困惑してると灰谷さんから一言
蘭「じゃあさ、また金曜夜11時にここに来るよ。週一回♡ お仕事のご褒美に蘭ちゃんに会わせて上げま〜す♡」
は?
『えっ、いや。来なくていいです。』
キッパリと断るとその場で縮こまってエンエーンと嘘泣きをするいい歳した男
そうこうしている間にまた弟さんが迎えに来る
竜「兄ちゃん…。嫌われるよ? また兄がお世話になりました。」
『いえいえ、ここに来る前にもう家かどこかで縛り付けておいてください。毎回このやり取りするのめんどくさいです。』
この会話ももう一週間近くしている
竜「…すんません。」
少しショボるところが弟さんらしいというかね…笑
蘭「竜胆。安心して。俺もう金曜夜しかここ来ないから。そういう約束した。ねっ^^」
といいながら私の方を見る灰谷さん
『まぁ。そういうことです。弟さんも把握お願いします。』
竜「兄ちゃんはそれでいいの??」
と兄の気持ちを尊重する弟さん
やめて??やめてもらってよろしい??
なんか私が好意を拒絶してるみたいじゃん??
蘭「いいのいいの。Aちゃんに嫌われるよりかマシ♡」
竜「あっそ…。」
少し不服そうにしていたがまぁ知らない
はよ帰れ
最後に灰谷さんに
蘭「じゃあ金曜夜に^^」
と言われその日はわかれた
91人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
はる - 夢主ちゃんちょっと抜けてる…?家知られてるよりスク ラップに疑問持つのね。天然さもめっちゃ好きです。続き待っています!! (2022年8月25日 1時) (レス) @page19 id: f8512406ae (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:コロナ感染中に暇すぎて妄想中 | 作成日時:2022年2月23日 1時