検索窓
今日:8 hit、昨日:28 hit、合計:139,287 hit

―179― ページ37

辰哉side





 











辰哉「学校行きたいって言ってるの?」





蓮「うん・・・なんか行きたいって言うよりか、行かなきゃって感じ。すごく焦ってる感じがする。」





辰哉「まぁ、しばらく休んでたからね。水族館で二宮先生に会ったことで、行かなきゃって思っちゃったのかな?」





蓮「それもあるのかな。俺だったら学校休めてラッキーって思うんだけどなぁ。」








 

蓮とは違う(笑)





ラウールはまじめだから絶対そんなことを思わない。





成績だってかなり良かったみたいだから、勉強面についても焦っているのかもしれない。









 



 




 


それに・・・





記憶が戻ったとすれば、今までの嫌なことを思い出したことになる。




多くを語りたがらないラウールだから。




きっと俺たちにも頼らないようにするんだろうな。





 






蓮「家は心配だけど、ラウールの意思を尊重して、その通りにしてあげた方がいいのかな?」





辰哉「翔太と照には散々口酸っぱく言ったから、何かしては来ないとは思うけどちょっとまだ心配だよね。」





辰哉・蓮「う〜ん。」










 
 





距離から考えても蓮の家から学校には通えない。




となると、やっぱり家に戻るしか選択肢はない訳で。














 

 



解決策は出ないまま、




ラウールは週末に実家に戻ってくることになった。






―180―→←―178―



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (177 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
709人がお気に入り
設定タグ:SnowMan , ラウール , 家族
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ゆり | 作成日時:2022年4月12日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。