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―４５― ページ47
涼太side
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涼太「なに(笑)？急に。」
そう言って辰哉から目をそらす。
辰哉「正直さ、どう思ってる？」
涼太「・・・・・・・。」
後ろめたさから言葉にすることができない。
今になったらわかる。
確実にラウールに対して間違った接し方をしてきたことが。
でも・・・
あの時は分からなかった。
とにかく必死だった。
俺らの不安やイライラを完全にラウール１人に押し付けることで、
自分たちの心の安定を図っていた。
辰哉「この前さ、蓮に言われたんだよね。」
カフェオレを一口。
窓ガラスに映る自分を見つめながら・・・
辰哉はこの前、蓮に言われたことを話始めた。
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作者名：ゆり
| 作成日時：2021年12月19日 0時
