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―２０５― ページ46

照side


　


・

　



家に着き、音を立てないように鍵を開ける。


　


照「ただいま〜。」


　


小声でつぶやく。


廊下も部屋も電気が消えて真っ暗。


パチっと廊下の電気をつけて、


玄関を抜けると・・・




あれ？



真っ暗なリビングに


ぽつんと一つの影。




月明かりに照らされて、


窓際に座って、庭を見つめるラウールの姿があった。


いきなり声をかけるとびっくりするから、電気をつけ、足音を立てて近づく。


　


照「ラウ・・・？どした？」


ラウ「・・・・・・。」


　


ぼーっと窓から庭を見つめる。


・

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作者名：ゆり | 作成日時：2021年1月31日 12時

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