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―１６３― ページ4

照side



辰哉が仕事を辞めたおかげで、ラウールのそばにいつもいる。



正直俺らも安心。



また、自分を傷つけたりしないか、


俺らがいないところで、過呼吸になって苦しんでいないか、


それが心配でならなかったけど。


　


最近は辰哉が見ているのもあるけど、そういうことはしてないみたい。


一緒にお散歩したり、


一緒に勉強したり、


一緒に料理を作ったり、



その中で最近また少しずつしゃべってくれるみたいで、



穏やかな毎日が続いていた。

　



　



　

はずだった。


・

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作者名：ゆり | 作成日時：2021年1月31日 12時

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