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ー１７５ー ページ16
翔太side
数日後
翔太「なに？お前整形すんの？(笑)」
ラウールと蓮が寝静まった後、
たくさんの美容整形のパンフレットを見ながら、
真剣に読んでいる辰哉。
辰哉「うん！ちょっと小顔にね・・・って違うわ！！」
辰哉「ラウがさ、蓮の雑誌見てさ・・・。」
この前の日中に起きた話を聞く。
翔太「・・・・・・。」
照「・・・・・・。」
辰哉「かわいそうでさ、言葉が出なかった。」
あの背中の火傷の痕。
よっぽどのことをしないとあんな風にはならないとお医者さんから言われたらしい。
おそらく、熱湯をかけられたんじゃないかと。
想像するだけでも恐ろしかった。
翔太「俺もさ、そういう皮膚科に特化した医薬品もあると思うから探してみるよ。」
亮平「俺も、調べてみるね。」
辰哉「うん、お願い。」
少しでもラウールが辛い思いをしなくて良いように願うばかりだった。
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作者名：ゆり
| 作成日時：2021年1月31日 12時
