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―１４１★ ページ21

・


　

　

一日中家にいる毎日。



ベランダから外を見つめる。


　


　

僕と同じくらいの子たちが、



楽しそうにランドセルを背負って学校に行っている。

　

いいなぁ・・・
　



いいなぁ・・・


　

なんで僕は行けないんだろう？


　

　
・




　

でもそんなことを言うことは許されなくて。



「はい」と「ごめんなさい」しかしゃべれない僕は、



そんなこと聞けるはずもなく・・・



ただただ時間だけが過ぎていった。


・

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作者名：ゆり | 作成日時：2021年1月15日 17時

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