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辰哉side





辰哉「はぁ〜〜〜〜あぁ・・・疲れた。」


有休だけど持ち帰った仕事をし始めて、数時間。




ただいまお昼前の11時過ぎぐらい。


一旦、おやつタイムかな。


腰を上げて、キッチンへ移動し、冷蔵庫を開ける。


おやつといっても本当に食べないから、栄養価の高い牛乳とクッキーを。


ホットミルクを作り、2枚入りのクッキーをラウールのところに持っていく。


隠し味にはちみつを入れて。








すごく険しい顔で寝ているラウールの姿が。


うなされてはいないけど・・・。


ゆさゆさと起こしてあげる。



辰哉「ラウ?辰にいと一緒におやつにしよ。」


そういうとビクビクしたように怯えながら俺を見る。


ラウ「っ・・・っ・・・。」









こたつに座り直し、ちびちびと口に運ぶ。


辰哉「大丈夫、ゆっくりでいいからね。」

ほんと2口ぐらい飲んだところで、カップを膝の上に置く。



辺りをきょろきょろとして、何となく落ち着かない。




怖い夢でも見たかな?


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作者名:ゆり | 作成日時:2020年12月28日 0時

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