検索窓
今日:29 hit、昨日:64 hit、合計:640,966 hit

―27― ページ27

辰哉side


仕事終わり。

満員電車に揺られて、

最寄りとは少し離れた駅で下車する。


今日は花金ということもあり、商店街の飲み屋街はかなり賑わっていた。





商店街を抜け、歩くこと数十分。


大きな総合病院が目に入る。


いつもよりかなり遅い時間だからほとんど人がいない。








辰哉「あれ?」

正面入り口の電気が消えてる・・・

近づくと、

“裏の入口から、お入りください”の文字。


辰哉「まじかよ・・・」


仕方なく、裏口へ。来た道をまた戻る。

受付を済ませて、病院の中へ。

とぼとぼと長い廊下を歩いていく。








最近はどーにもこーにも・・・

仕事に集中できない。


まあ理由はわかってんだけどさ。


仕事をしていてもラウールのことばかり考えて頭から離れない。


病院に運ばれてきて早2週間。


一向に目覚める気配がない。


お医者さんからも
“意識が戻らないとなんとも・・・”という感じだし。

亮平も
“まぁ、状況が状況だからね・・・”って慣れたように言う。


心配でならない。

悶々と答えのない考えを巡らせ歩いていると・・・


辰哉「あれ・・・?」


―28―→←―26―



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (415 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1478人がお気に入り
設定タグ:SnowMan , ラウール , 家族
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ゆり | 作成日時:2020年12月18日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。