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辰哉side
その日は久々に家族全員で食事ができる日だった。
続々と帰宅。
料理を作る、涼太と康二はわちゃわちゃ楽しそう。
照と翔太はもう晩酌始めちゃってるし。
みんな思い思いのことをしながら、夕食前の時間を過ごしていた。
翔太「みんな集まるのすっごい久々じゃない？」
涼太「大体おれと照だもんね。土日休みじゃないから。今日は久々に休みがとれたんだよ。」
康二「今日は唐揚げもあるで！！冷めないうちに食べよ！！」
食卓に並ぶ、涼太と康二お手製の晩ご飯。
大介「しゃーーーーー！！！」
照「うるさ・・・」
賑やかな食卓。
辰哉「よしっ食べよ。いったただきまーす。」
「いただきまーーーーす！！」
蓮「今日さあ、女優のEMIさんと撮影だったんだよね。」
翔太「まじかよ！！！めっちゃいいじゃん。連絡先聞いた？」
蓮「聞けるわけないじゃん。ペーペーのモデルがそんないきなり失礼なことできないよ。」
康二「いや、蓮くん人気爆上がり中やで。結構、撮りたいっていうカメラマン多いもん。」
翔太「いいよな〜俺も女優に会いたい…」
蓮「別に会いに行ってるわけじゃないんだけど。俺あんま興味ないし。」
翔太「そういうところ。うぜー。」
亮平「まあまあ(笑)」
・
ワイワイと今日あったことを話すのが深澤家の定番スタイル。
そしてあっという間になくなる唐揚げ。
みんながみんな仕事の話とか、お客さんの話とか…。
たまに恋愛の話もあったり。
そういう時間が幸せなんだよね。
プルルルル・・・
プルルルル・・・
・
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作者名：ゆり
| 作成日時：2020年12月18日 23時
