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―101― ページ16

翔太side





一斉にみんながこちらを向く。



涼太「どういうこと?」



照「つまり誰かが、ラウのことを母さんの方に行くように仕向けたってこと?」



涼太「誰がそんなことすんの(笑)?」



翔太「父さん・・・とか?」



大介「いや、さすがにそれはないでしょ。」



辰哉「そんなことしても、なんのメリットもないよ。正直、こんだけ人数多いんだから、8人引き取るのも9人引き取るのも同じでしょ?」



翔太「だよなぁ・・・・。」



照「それに父さんさ、ラウが残らなかったことにショックを受けてた・・・。あんなだけどやっぱり母さんがいいのかなって。」








沈黙が続く。




当てのない違和感にただただ悩まされていた。




ただ、事件は早々に動き出す。


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作者名:ゆり | 作成日時:2021年1月4日 18時

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