真撰組の裏切り者 【高杉晋助】

第七章　私 ページ29

A「…あ」

宅所から少し歩いた先で、立ち止まる

A「近藤殺してないじゃん」

ダメだなァ…私

土方と沖田で満足しちゃったんだもの

近藤どうでもよくなっちゃったんだもの

A「…それに皆殺ししてないよねェ…」

ぶつぶつ呟きながら、振り返る

A「…私ィ…もう疲れたんですけど」

暗闇から人影

目を細めて確認する

A「…これはこれは…大将自らのお出ましですか。仲間引き連れて裏切り者を排除しようと？」

近藤「君が裏切りをしたのは…高杉が原因か？」

その言葉に私はニコリと笑う

A「…違うよ？高杉は全く関係ない。これが私だよ？近藤さん。」

そして、腰から刀を抜き笑顔を消した

A「…これが私。裏切り者Aの本当の姿」

近藤「なぜだ？君がなぜそこまで...」

A「...!!」

わずかに感じた殺気に後へ飛び避ける

ズドドドドゥン！！

撃ってきた方に目を向ける

A「生きてたんだァ...君」

そこには山崎(だっけ？)がいた

諦めるわけがない→←さようなら

ラッキーアイテム

段ボール

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す