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〜第三者視点〜
301教室に向かうと、そこには既にカカシが立っていた。
カ「お、ちゃんと来たね。来ないかと思ったよ。中忍試験……これで正式に申し込みが出来るな……」
ｻｸ「どういうこと…？」
カカシの言葉に、サクラが訝しげに尋ねる。
カ「実のところこの試験、はじめから三人一組でしか受験出来ないことになっている。ま、例外として四人一組なんだが……」
そう言われ、サクラは驚いたようにカカシを見た。
ｻｸ「え？でも先生受験するかしないかは個人の自由だ…って……じゃあ嘘ついてたの？」
カ「……もしそのことを言ったならサスケやナルトが無理にでもお前を誘うだろう……たとえ志願する意志がなくても言われれば…お前はいい加減な気持ちで試験を受けようとする…サスケ……ま！ナルトと唯の為に……ってな！」
ｻｸ「じゃ、もしサスケ君とナルトと唯の三人だけだったら？」
カ「そん時はここで受験を中止にした。この向こうへ行かす気はなかった……だがお前らは自分の意志でここに来た。俺の自慢のチームだ。さあ行ってこい！」
カカシはぐっと自分の教え子達を教室へと押した。
歩き始める4人だったが、途中でくるりと唯が振り返る。
貴「カカシ先生！」
カ「？」
貴「4人全員で、必ず合格してみせますから！待っててください！」
カ「…ああ！」
それだけを言うと、4人は今度こそ振り返らずに教室へと入っていった。
見えなくなる4人の背中を見て、カカシはそっと微笑む。
"頑張れよ"
その言葉はきっと聞こえてはいないだろう。
それでも、そう思わずにはいられなかった。
閉まる扉を最後まで見つめた後、カカシは踵を返し会場を去っていった。
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おふ豚(プロフ) - シルバさん» ありがとうございます！そう仰って下さると何よりも励みになります！シルバさんの期待に応えれるよう、これからも頑張りますのでよろしくお願いします！ (2019年5月22日 20時) (
レス) id: f11330c0ee (このIDを非表示/違反報告)
シルバ(プロフ) - はじめまして。シルバといいます。とても素敵な作品ですね！読んでいてとても面白く、続きが気になります。頑張ってください！ (2019年5月21日 23時) (レス) id: 54f5825f9b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おふ豚 | 作成日時：2019年5月12日 22時
