【銀魂】柚湯〈神威〉 (ページ2)

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「え？そうなの？」

『何でも、風邪を引かないようにするんだって』

それを聞いた神威は少し間を開け、「へぇ」とニッコリ笑った。その瞬間、○○は嫌な予感を感じた。

「じゃあ、柚風呂に入った俺達は風邪を引かないって事だ」

『まぁ、そうだね・・・』

だが、神威が風邪を引いた事等見た事がない。そういう事では、神威は柚風呂に入らなくても大丈夫だと思う。よく何とかは風邪を引かないと言うし・・・。

一瞬口から出そうになった言葉を、○○はグッと飲み込んだ。

「それじゃあ早速・・・。一緒に子作りしよっ！今、ここで」

『あぁ、そうだね・・・って、えぇ！？』

「そんなに驚かなくてもいいでしょ？俺達夫婦なんだから」

そうなのだが、堂々と直球で言われると恥ずかしい。しかも、部屋ではなく露天風呂で・・・とは・・・。

『あの・・・せめて部屋で・・・』

「ダーメ。待てない。もう、ムラムラしちゃってるもん」

神威は熱を帯びた瞳で見つめながら、○○を抱き締めた。

『～～っもう』

観念したように小さく頷き、○○は頬を赤く染めた。

END