検索窓
今日:1 hit、昨日:1 hit、合計:586 hit

「はい、あーん」2 ページ2

あれから何とか二人を帰そうとしたのだが、無理矢理家に上がられてしまった。諦めた○○は、大人しく布団へ潜った。二人はというと、お粥を作ってくれるそうで、台所にいる。


(はぁ。無事でいてくれ、台所)


あの二人なら、台所を壊しかねない。特に神威。力は人間かって思うほどの怪力だ。


(あぁ、でも・・・)


総悟も危ない。彼はどこからともなく、バズーカを取り出す事もある。大抵、クラスメートの土方に向ってだが。

そんな事を思っていたら、頭がガンガン痛くなってきた。熱も上がってきているのではないのだろうか。


(・・・・・・・・・)


だるいが、二人の様子を見に行こうかと思い、ノロノロと上体を起こした。その時、台所から○○の部屋に向って、ドタドタとものすごい勢いで近づく足音がした。


―バンッ―


「ほら。粥だ」


「お待たせ。お粥を作ってきたよ」


二人は同時に部屋のドアを蹴り倒し、ズイッとそれぞれ作ったお粥を、○○の目の前に差し出した。


『・・・・・・・』


○○の視線は目の前のお粥を通り越し、倒れ込んできたドア(半壊)を見つめていた。


『〜〜〜〜ちょっと!ドアどうしてくれるのよ!』


「それは、こいつが直しまさァ」


「何言ってんの?君が壊したんだから、君が直しなよ。その間に、俺が○○を看病してるから」

「はい、あーん」3→←「はい、あーん」1



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (3 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1人がお気に入り
設定タグ:銀魂 , 夢小説 , 神威
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:桜輝 | 作成日時:2018年11月14日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。