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気付いたら、
私はそう呟いていた。


ジョングクくんが
僅かに目を開け、
そして困ったように微笑んだ。


「…A、それ煽ってるの…?」
「え…?」
「…もう知らないから」


そう言うと、
ジョングクくんが再び唇を寄せた。


降ってきたキスは、
いつもと違って
少し荒々しくて…。


「…ん、っ…」
「…、」


何度も重なる唇は
触れるたびに熱くなって…
次第に私は、
何も考えられなくなる。


そうして、
暫くジョングクくんの
唇の熱さを感じていた時だった。


「…っ、」


突然ジョングクくんが身体を離し、
私を上から見下ろした。


「…ジョングク、くん…?」
「…」


凄く切なそうな顔をした
ジョングクくんは、
そのまま私を起き上がらせると、


ぎゅっと優しく抱き締めた。


「…どうしたの?」
「…ん、このままいくと…我慢できなくなりそうだったから」


ジョングクくんが囁くように言った。


「…俺、Aが好き」
「…うん」
「だから、大切にしたいし…その場の流れみたいな勢いで壊したくない」
「…」


ジョングクくん、それって…。


私が腕の中で顔を上げると、
ジョングクくんが眉を下げて笑った。


「…だから、今日はここまでね」
「…」
「…好きだよ、A」


そう言って、
再び私をぎゅっと抱き締めたジョングクくんに
「私も」と、腕の中で呟いた。

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設定タグ:BTS , 防弾少年団 , ジョングク   
作品ジャンル:恋愛
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あすか(プロフ) - 更新楽しみにしてます! (2020年11月4日 10時) (レス) id: 15a30d915f (このIDを非表示/違反報告)
天才みんしゅが - キャーー!!!!!!!!!!いいところで終わったーー!!え、は、ん?絶対ふわふわ女の子、物語の鍵を握る人ですよね?わぁー楽しみです!続き、続き待ってます! (2020年7月26日 9時) (レス) id: 76fab61346 (このIDを非表示/違反報告)
1ちゃん - 結構経っていますが、更新楽しみにしてます! (2020年7月2日 20時) (レス) id: 43879a9f7a (このIDを非表示/違反報告)
ちゃ(プロフ) - Bigloveさん» わざわざコメント下さったのに、更新遅くなり申し訳ないです(;_;)私のことはお好きにお呼び下さい〜!また可愛いじょんぐぅ書けるように頑張ります! (2020年3月28日 22時) (レス) id: 70812af267 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃ(プロフ) - kannaさん» 更新遅くなり申し訳ないです( ; ; )ステキなコメントありがとうございます!更新再開していきますので、宜しければまたお付き合いください♪ (2020年3月28日 22時) (レス) id: 70812af267 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ちゃ | 作者ホームページ:https://mobile.twitter.com/Cha27073585  
作成日時:2019年4月29日 15時

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