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私は鞄の中の異変に気付いた。
中を見ると、お弁当箱の中身が…
ばら撒かれている。


「…」


私は暫くその場に唖然とした。
待って、そんな…
折角作ったのに。


取り敢えず、このままにしておく訳にはいかないので
私は鞄を持ってゴミ焼却場へと向かった。
ばら撒かれたものはそこらへんのゴミ箱には捨てられない。


凄く悲しかったけど、
ゴミ焼却場の生ゴミの場所に中身を捨て、
一人教室に戻った。


「A」


男子が体育から戻って来たのか、
制服に着替え終えたジョングクくんが
教室で私を待っていた。


鞄を持って現れた私を不思議そうに見る。


「…どうしたの?教室戻ってもAいなかったし…」
「…ジョングクくん」


私が顔を上げると、
ジョングクくんが僅かに目を開ける。
多分、私は今、相当酷い顔をしているはずだ。


「A…何かあったの?もしかして、何かされたんじゃ」
「…ごめん、ジョングクくん。お弁当が…」


私がそこまで言うと、
ジョングクくんが私の傍に寄り、肩を持った。


「…取り敢えず、外に行こう。事情は後で聞くから。ね?」
「…うん」


私が頷くと、ジョングクは私を慰めるように
頭を撫で、そして、私の手を引いた。

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設定タグ:BTS , 防弾少年団 , ジョングク   
作品ジャンル:恋愛
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あすか(プロフ) - 更新楽しみにしてます! (2020年11月4日 10時) (レス) id: 15a30d915f (このIDを非表示/違反報告)
天才みんしゅが - キャーー!!!!!!!!!!いいところで終わったーー!!え、は、ん?絶対ふわふわ女の子、物語の鍵を握る人ですよね?わぁー楽しみです!続き、続き待ってます! (2020年7月26日 9時) (レス) id: 76fab61346 (このIDを非表示/違反報告)
1ちゃん - 結構経っていますが、更新楽しみにしてます! (2020年7月2日 20時) (レス) id: 43879a9f7a (このIDを非表示/違反報告)
ちゃ(プロフ) - Bigloveさん» わざわざコメント下さったのに、更新遅くなり申し訳ないです(;_;)私のことはお好きにお呼び下さい〜!また可愛いじょんぐぅ書けるように頑張ります! (2020年3月28日 22時) (レス) id: 70812af267 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃ(プロフ) - kannaさん» 更新遅くなり申し訳ないです( ; ; )ステキなコメントありがとうございます!更新再開していきますので、宜しければまたお付き合いください♪ (2020年3月28日 22時) (レス) id: 70812af267 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ちゃ | 作者ホームページ:https://mobile.twitter.com/Cha27073585  
作成日時:2019年4月29日 15時

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