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それから、文字通り二人の特訓が始まった。それは、想像以上にキツくて何度も死にそうになったけど、それでも大会優勝のために、時間がない中でできることを精一杯やっておきたくて、俺は耐えた。


こんなに何かに一生懸命になったのは、生まれて初めてだった。


そして、一週間後。


「……受かった」


ダンス部に入ってたった二週間、俺は大会への切符を手に入れた。


「受かった…受かったよジミナ!!俺、大会出れるんだっ!!」
「テヒョナっ!おめでとう!!」


勿論俺と同様オーディションに通ったジミナとホソク先輩が、俺を祝ってくれる。


「テヒョナ、よくこれまで頑張ったね。正直、初心者のお前を通らせるためにかなり荒療治をした自覚はあるけど、これはお前の努力の結果だよ。俺もビックリしてる」
「ホソク先輩のお陰です。ありがとうございます」


俺が頭を下げると、ホソク先輩が言った。


「テヒョナ、この一週間、ダンスやってみてどうだった?」
「…正直めちゃくちゃキツかったけど、楽しかったです。俺、こんなに何かに真剣に取り組んだのって初めてで。…打ち込める何かがあるって、気持ちいいですね」


俺の言葉に、ホソク先輩が口角を上げる。

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ちゃ(プロフ) - みさりん@キンプリ同盟@ダンス同盟副部長さん» みさりんさんありがとうございます♪ (2019年5月8日 7時) (レス) id: b3fb8d6eda (このIDを非表示/違反報告)
みさりん@キンプリ同盟@ダンス同盟副部長(プロフ) - 良かったです (2019年4月27日 17時) (レス) id: 0a0af767da (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ちゃ | 作者ホームページ:https://mobile.twitter.com/Cha27073585  
作成日時:2019年4月27日 17時

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